<1月9日(火)三学期始業式>

○1月9日(火)は三学期始業式でした。

○始業式では、1月13日(土)に全国大会に出場するダンス部の生徒からのスピーチがあり、それに対して生徒全員から大きな応援の拍手がありました。また、以下の概要のお話をしています。

○本日は1月9日(火)、三学期の始業式です。

○初めに、今月1日に発生した能登半島地震について、多くの方が亡くなられたり、被害を受けておられます。お見舞いを申しあげます。

○皆さんは冬休みに心と体を休めることができましたか。新しい年を迎えるにあたり、新たな目標を立てましたか。

○三学期の過ごし方、「心に残る忘れられないことば」について、お話しをします。

○三年生へ

○学年末考査は1月25日(木)に始まります。考査開始まで3週間ありません。三学期は、一年間の総まとめの時期であるとともに、東淀川高校での三年間の総まとめをする時期です。進路実現に向けて頑張っているひとは、体調管理を十分にして、これからも頑張ってください。周りのひとは、頑張っている仲間を支えてください。

○一・二年生へ

〇三学期は学年の総まとめとともに、次の学年に向けても大切な時期です。本校は二月にも入試があり、学習、行事・部活動等の時間は多くはありません。また、寒さが厳しい日が続きます。一日一日を大切にするとともに、しっかりとした体調管理をお願いします。

○「心に残る忘れられないことば」についてお話しをします。

○哲学者の鷲田清一さんは朝日新聞の一面に、毎朝ひとつのことばを読み解く、「折々のことば」というコラムの連載をされています。中学生と高校生が、自分自身の心に響いた「ことば」を探し、その思いを書くことで、自分にとって大切なものは何かに気付く、そのようなきっかけになることを願って、毎年「私の折々のことばコンテスト」が開催されています。今年度の受賞作品をご紹介します。

○ある高校生にとり、母からの「また作って」ということばが、「心に残る忘れられないことば」だそうです。

○(以下、一部を引用させていただきました)私は大好きな母の作る弁当について、文句を言ったことがある。小学生の時、弁当箱に鞄が揺れて崩れた犬の顔があった。私は帰宅後、母に「あんなの犬じゃない」と伝えてしまった。母は「ごめん」と言って悲しそうに笑った。今も母は、高校生になった私に弁当を作ってくれる。日曜日、仕事に行く母のために私は弁当を作った。母を喜ばせる為にラップにペンであの犬と「ありがとう」と書いておにぎりを握った。次の日の弁当には「また作って」とラップに書かれていた。

○生徒のみなさんが、いろいろなひとと交わすことばを大切にしてもらいたいと思い、この話をしました。

○改めて、三学期の始まりに当たり、皆さん自身がそれぞれにふさわしい目標を持ち、行動することを期待しています。