春季大会4回戦。

 春季大会3回戦なんとか勝ち進めることができたので、二次予選進出。

4月29日(日)に4回戦を迎えました。相手は大阪学院高校。

結果は0-5で完敗。春季大会敗退が決まってしまいました。

 二次予選ともなるとシード校の強豪高もでてきてあちらこちらで大きな応援団の声や音がしてJ-Greenの雰囲気も違ったものでした。試合前からそんな雰囲気に飲まれてしまいそうな選手もいました。

この日のスターティングメンバー。

25番は1年生GKの浜田。16番は2年生DF村上。MFでスタメン起用。

その村上、上手い強い相手で疲労感はあったでしょうが、よく頑張っていました。

これからにつながる良い試合、経験になったでしょう。

もっと上手く、もっと強く、もっと集中してサッカーできるようになってくれたらと願います。

最高点まで速く到達するジャンプ力、滞空時間、右足のキック、良いシーンを何度か作ることができていました。

安定して出せるようになる力、自信をつけるために練習すればしっかりとした武器をもった選手になってくれそうです。

この日は、前戦以上に忙しかったGK浜田。しかし、1年生で本当に良い経験ができたと思います。

来年、またこのピッチでどんなプレーができるかイメージして日々、練習してくれたらと思います。

前戦とは違って、毎回はボールを跳ね返すことができなかったDF山本。

上手い、速い相手に集中してゲームができていました。

シンプルなサッカーも徹底できていました。

この日もよく動いたMF巽。

しかし、やはり自分たちより強い相手のプレッシャーからか数少ないチャンスでミスもありました。

経験を積んで自信をつけるしかありません。

少ないチャンスで仕事ができないと自分たちより強い相手には勝てないと思い知らされたと思います。

なかなかボールが回ってこず、ディフェンスの時間が多かったFW光本。

自分より大きな強いDF相手に、どうやってキープするかチームが上がってくるのを待てるか、ボールをポジションをためておけるか、それを少ないチャンスですることの難しさ感じたと思います。

雰囲気に飲まれてしまっていましたが、大きな声を出してそれを振り払おうと、大きな体をこの日も必死ではっていたFW日高。しかし、この日は下を向いてしまう場面が多くありました。

こころも強くもっと大きくなってもらえたらと思います。

そして、やっぱり足元の技術。自分がパスを出した味方が次のプレーを展開しやすいような、しっかりとメッセージを込めたパスが出せる技術をつけてもらいたいです。

単純に言うと、遠い味方には強いパス、近い味方には弱いパス。落としのパスはダイレクトで蹴りやすいやさしいパス。しっかりと逆サイドに蹴ってくれというような、相手のことを、チームのことを、ゲームの流れを、考えれたパスがチームがもう一段階強くなっていくには必要です。そのためのしっかりとした基礎の技術を身につけよう。

毎日の基礎練習、パス練習、シュート練習で積み重ねること。

「しっかりと抑えた強いシュートを打ってくれ!」とメッセージのこもった落としができているか。

自分のことで必死にならず、次のこと、チームのことを考えて、しっかりとアンテナをはってプレーできるように練習してください。

この日は、思ったように上がれずFKもCKもほとんど蹴らせてもらえなかった3年生横山。

次のチャンスまでにまたチームみんな強くなって借りを返してもらいたいです。

相手の時間帯が多く、我慢のサッカーが多かった3年生DF清川、各務。

しかし、能力もこの一試合で上がったんではないでしょうか。よく頑張っていました。

ケガで思うような時間も、プレーもできず、悔しい途中出場の3年生MF山内。

その悔しさをバネに激しい相手にも強いプレーで戦えるプレヤーに成長してリベンジしてもらいたいです。

終始、相手ペースの試合でしたが、最後まで諦めたりする選手はいませんでした。

上手い、強い相手でしたが、最初の失点は開始1分26秒。

絶対に防げる失点でした。

立ち上がりすぐのゴールはゲームの流れを大きく左右します。

強い相手との対戦なら、なおのこと。

どんな相手でも、どんな状況でもしっかりと戦える強いチームになろう。

そして、サッカーに集中することができたのは、サッカー部に関わってくださったすべての人の力があったから。

決して、そのことを忘れずに、感謝の心をしっかりと持ち続けて次の戦いに向けてしっかりと準備すること。

隙のないチームに、良いチーム、強いチーム、気持ちの良い選手、マネージャーに皆がなってください。

そうなれるよう、自分ができること、チームのためにできること、誰かのためにできること、しっかりとアンテナをはり続けて自分が皆が誇りに思えるチームにまで成長すること。

期待しています。