今日は、栄養教諭による特別授業がありました。テーマは「給食ができるまで」。子どもたちが毎日食べている給食を題材に、その裏側を学びました。
給食調理の様子を映した動画を見た子どもたちは、大きな鍋のサイズにびっくり。そこから、食材の生産や配送、調理に携わる多くの人々の仕事を考えました。本校では5人の調理員さんが130食分の給食を作ってくださっています。調理の工程に合わせて4色のエプロンを使い分け、衛生面に細心の注意を払っていることや、「子どもたちに美味しい給食を届けたい」という調理員さんの思いも伝わってきました。
その後は体験活動。映像で見た鍋と同じ大きさの段ボール枠に実際の調理器具を使い、具材に見立てたカラーボールを混ぜる活動に挑戦しました。家庭で使う鍋やしゃもじとの大きさの違い、強い火力を想像しながら「熱い!」と声を上げる子や、調理員さんへの感謝の気持ちを口にする子も見られました。
給食ができるまでを知ることで、普段の食事への感謝が深まると同時に、多くの人の支えによって成り立つ「仕事」についても学ぶことができた時間となりました。
高等部CDグループ 職業家庭「給食ができるまで」
2025年09月12日 20:00
投稿者: 山崎彩