〇新型コロナウイルス感染症に対して、緊急事態宣言が解除されて1か月以上が経過しました。『新しい生活様式』として、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスなど、何となく生活の中に定着しているように感じています。
しかし感染症はまたしても、その脅威を広げているようで、東京都をはじめ感染者数増加の報道が連日となっています。
学校においては、感染者が出た場合の臨時休校を原則３日とするなど、できる限り教育活動を継続させる方針が発表されました。まだまだ有効なワクチンなどは開発途上であり、ウイルスの本質を知ることもできない状況ですが、引き続き感染防止に最大の努力をしていきたいと思います。
〇先週末に、九州南部に大雨が長時間にわたり降り続け、球磨川が決壊し、たくさんの犠牲や避難を余儀なくされる事態となりました。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、避難所等での生活をされている方々に対し、一日も早く安心した生活を取り戻されることを祈念いたします。
毎年大きな自然災害が日本各地に爪痕を残しています。居住地のハザードマップを確認して、心の準備をしていても、果たして対応できるのかと、不安が募るばかりです。
本校でも先日の避難訓練の際に、「命を守る行動を一番に行うこと」と、生徒たちに伝えました。災害は起こるという前提で過ごしていかなければいけない時代の到来だと感じています。
〇「自分だけは大丈夫！」という楽観主義にはならないよう、細心の注意で過ごさなければいけないと、痛切に感じています。