6月27日(火)1・2時間目、3年情報フィールドの授業「課題研究」において、生徒自身が作成したサイバーポリスゲーム(高校生版)を使って、ゲーム大会を実施しました。
サイバーポリスゲームは、愛知県警が作成した小学生向けのゲームであり、日常生活で遭遇するおそれのあるインターネット犯罪への対処方法を体験的に学ぶためのものです。
公開されているのは、小学生5・6年生対象のため、自分たちで高校生バージョンに作りかえました。
高校生が遭遇しそうなインターネットに関するトラブルなどを考えて問題をつくり、また、ほかのグループが作成したゲームを行うことによって、いろいろなパターンの問題に触れることができ、サイバー犯罪への対処方法を体験できたようです。
このサイバーポリスゲーム作成にあたっては、愛知県警と協力してサイバーポリスゲームの制作に携わった、花田経子先生(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 附属メディアデザイン研究所所員)から作成のアドバイスをいただき、また、今回のゲーム大会にもお越しいただきました。
「まず、このゲームを作成したことで、みなさんのいろいろな理解が深まったと思います。同時に、予想以上に、インターネットに関係するさまざまな問題をとりあげていてよかったと思います」との講評をいただきました。
サイバー犯罪への対応というと、一方的に講演を聞いてということが多いのですが、このように、自分たちで問題や解説を考えることで生徒の理解が深まり、またゲームということで楽しく学ぶことができたということもよかったようです。
今回のサイバーポリスゲームの作成を通して、生徒たちのサイバー犯罪の理解が深まるとともに、今後、他の高校生にも使ってもらうことで、サイバー犯罪へ関心をもち、未然に犯罪の加害者や被害者になることを防ぐことができればと思います。
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