昨日、今日と、ようやく気温が上がってきて、春の気配が濃くなってきましたね。
緑豊かな貝塚南高校には、意外と桜（ソメイヨシノ）は少なく、正門付近と１号棟裏庭の2か所に数本植わっているだけです。
しかし、その一本一本が実に見事に咲くので、毎年春を演出してくれます。
今日、ようやく花が咲いているのが確認できました。
まだ１本の木に１～３輪程度なので、『開花宣言』とはならないかもしれませんが、まぁ標準木でもないので、「咲いた！」ということにしておきましょう。
正門付近のソメイヨシノの根元には、「第１５期生卒業記念植樹」の碑が・・・恐らく樹齢は３３年といったところでしょうか？
裏庭のソメイヨシノにはそういった碑が見つからなかったので、ひょっとしたら創立当初から植わっているのかもしれませんね。（ということは、樹齢は５０年を超えることになります。）
ソメイヨシノの寿命は、６０年～８０年と言われています。本校の桜は、まだまだ元気に咲いてくれることでしょう！
また、種ができない品種の為、オオシマザクラの台木に接ぎ木をして増やすのが一般的です。原木は東京にある５本のみと言われ、接ぎ木された部分の遺伝子が同じな為、咲く時期が一斉になると言われています。
咲き始めは白～ピンクですが、時が経つと色素が沈着していき、花の中心から赤が濃くなっていくのが特徴で、木全体を見ることで散るまでの時間を計ることがことができます。
一般的に満開になるまでは１週間程度と言われているので、入学式（５日）や始業式（８日）の際には、生徒を満開の桜が出迎えてくれるのではないでしょうか？