2月17日(日)に、府立吹田支援学校鳥飼校と府立たまがわ高等支援学校、大阪市立生野特別支援学校、そして四條畷校の4校で、バスケットボールの交流戦・『四條畷カップ』を行いました。
支援学校対象のスポーツ大会は回数が少なく、日頃の練習の成果を発揮する機会が少ないのが現状です。今回の『四條畷カップ』の企画は、支援学校におけるスポーツ大会の普及を四條畷校から発信できないかと考えてのものでした。
『四條畷カップ』は、大会運営を指導者のみならず、生徒とともに作り上げました。大会会場設営では、初めてこの四條畷校にきた人たちでもわかりやすいように、掲示物をどこにどのように貼り出すかを生徒同士で考え、指導者と相談しながら作成しました。体育館設営は、見に来られた方が気持ちよく観戦できるようにギャリーの清掃も徹底して行いました。
当日は、たくさんの方の応援や支えもあり、生徒たちは生き生きとプレーに専念していました。ホームの慣れた体育館は、やはり本人たちにとって、やりやすさがあったのだと思います。
夏の練習試合で歯が立たなかった、たまがわ高等支援学校との試合では、競り合う場面がたくさんあり、生徒たちの負けん気あふれる表情が見られ、たくましく思えました。
180センチを超えるプレーヤー3名を擁する吹田支援鳥飼校との試合では、四條畷校持ち前の速攻プレーで勝利をおさめることができました。
『四條畷カップ』は、交流戦ということもあり、参加校どうしで試合を行うだけでなく、各校の選抜メンバー同士で2チーム作り、試合も行いました。試合後、他校の生徒同士でハグをしたり、肩車をしたりして、「他の学校の友だちができた!」と喜ぶ生徒もいました。
『四條畷カップ』をもって本校一期生である3年生が引退となりました。真面目で一生懸命な3年生はいつも後輩に良い影響を与えてくれていました。3年生の背中をしっかり見てきた後輩たちの活躍に期待したいと思います。