１１月９日（日）に大阪市中央公会堂にて、スペシャルオリンピックス日本・大阪の創立３０周年記念式典が催されました。
スペシャルオリンピックスは、知的障がいのある方々がスポーツを通じて、個々の成長と自立を促し、社会参加、地域社会とのつながりを大切にした活動を行っています。参加の中心は、もちろんアスリートですが、そのアスリートを支えるファミリー・ボランティア・事務局、そして、その活動に協力している、たくさんの企業、団体、個人により、地域に根差したとても素晴らしい活動を行っています。現在は、１８のスポーツプログラムや宿泊行事等の活動も行っております。（詳細等、くわしく知りたい方は学校までお問合せ下さい）
交野支援学校四條畷校も活動の場を提供させていただいており、この度、スペシャルオリンピックス日本・大阪の記念式典に際して感謝状が授与されました。（余談になりますが、式典記念品のトートバッグは、本校校門にも鎮座しているサンタの作者、谷口 智則さんのデザインです。）
記念式典では、アスリートのスペシャルオリンピックスへの思いをスピーチで語る場面もありました。学校在学中から活動に参加し、学校を卒業した後も、スペシャルオリンピックスの活動を続け、様々な経験を積み、社会参加していることを会場の皆様に伝えていました。教え子が自分の言葉でしっかりと思いを伝えている姿を見て、感動しかありませんでした。
３０年という期間、たくさんのアスリートとそのファミリーを支え続け、成長させてくださったスペシャルオリンピックスの活動に深く感謝と敬意を表します。
スペシャルオリンピックスの活動は、スポーツを通じて得られる満足感や達成感だけでなく、様々な人との関わりの中で得られる経験、そのすべてが関わる人の人生を豊かにしてくれるものであると感じております。
本校の卒業生もスペシャルオリンピックスの活動に参加をしていますが、「継続」していくことの大切さを今回の記念式典に参加しとても深く感じました。
３０周年の記念事業のテーマとなっている「未来へ」の言葉のとおり、スペシャルオリンピックスの更なる発展を期待します。また、学校においても、永く活動が続けていける場や取り組みを与え、たくさんの生徒が挑戦と希望と喜びに満ちた時間を過ごし、人生がより豊かになるように取り組んでいきたいと思います。
