天王寺高校は昨年度からSSH重点枠指定校に指定されていますが、今年度は「突出人材の交流空間の創設」をテーマに、他校の生徒たちにも参加を呼び掛けながら、いろんな科学的事業を企画運営してくださっています。
その一つである「データ収集用ロケットの制作・打ち上げ」に参加した2年生のS君、O君、H君が、今日の放課後にロケットを持って校長室に報告に来てくれました。(下の画像は本人たちの要望で撮影したものです)
下が持ってきてくれた実物のロケットです。胴体下部に火薬が入っており、それで60mくらい上昇し、落下し始めると頭頂部が切り離され、センサーと計測用のマイコンが仕込まれた本体がパラシュートを開きながらゆっくり落下してデータを収集するのだとか。実際に7月15日に和歌山県の串本にある潮岬青少年の家で打ち上げを行い、大成功を収めたそうです。(このロケットの制作の様子は天王寺高校のSSH事業のページ「データ収集用ロケットの制作」に詳しく紹介されています。)
ロケットの部品作りからマイコンのプログラミングまで、他の学校の生徒さんたちと協力して、すべて自分たちで行ったそうです。ちなみに前回のGLHS校長会の時に、天王寺高校の校長先生が、「北野の生徒さん、バルサを真円に切り出したりするのがとても上手で驚きました」と褒めてくださいました。
この事業に参加してくれた3人さん、本当に素晴らしい成果を報告してくれてありがとう。今後も研究続けてくださいね。また次の報告を楽しみにしていますよ。
さて北野生の皆さん、天王寺高校では他にもいろんな事業を計画してくださっています。他のGLHS校の生徒さんたちと交流しながら学べる貴重な機会になりますので、興味があればぜひ参加してみてくださいね。