今日の1限目に3年生の化学の授業を見学しました。内容は「浸透圧」で、最初学習プリントを見たときに「あれ?物理の授業だったかな?」と思ったような公式が並んでいました。一番面白かったのが、日常生活の中で浸透圧が関係している事例で上がっていた「梅酒」の作り方でした。ご存じの方も多いと思いますが、梅酒を作る際には普通の粉の砂糖ではなくて氷砂糖を使います。どうして氷砂糖を使うのか、普通の粉の砂糖を使って梅酒を作るとどうなるかを教えてくださいましたが、思わず「なるほど」と唸りたくなりました。それにしても、化学の知識のない昔の人はどうやって氷砂糖に行きついたのですかね。不思議に思うと同時に、「どうして氷砂糖を使うのか?」と疑問を持たなかった自分はまだまだ修行が足りないなと思いました。