今日の3限目に1年生の現代の国語の授業を見学しました。勉強していたのは黒崎政男さんの「デジタル社会」という評論です。授業の冒頭で生徒たちが「デジタル~」で思いつく言葉を出し合っていましたが、いろいろあるのですね。中には私が聞いたこともないような言葉もありました。
そういえば今の生徒たち、生まれた時からデジタル放送だそうで、アナログ放送を知らないのだとか。調べてみたら大阪は東京・名古屋と同時に2003年にデジタル放送が開始されたそうです。20年以上前なら知らないのが当たり前ですよね。逆にあと数年もしたら、「昔の授業は一人一台パソコンなんてなかった」と言ったら生徒に驚かれる時代が来るのでしょうね。
4限目は同じく1年生の言語文化の授業を見学しました。今日は過去や完了、推量の助動詞について勉強してました。そもそも1年生のこの時期に早くも助動詞を勉強していることに驚きました。普通の進学校では1年生の終わりくらいに学習する感じでしょうか。あと、今日も冒頭で前時に習った受身や尊敬の助動詞のテストを行っていましたが、今日習った内容も今週の金曜日にテストするのだとか。いやはや北野生は大変ですね。そしてそれができてしまうのだから本校の生徒たち偉いですね。
1年生の皆さん、助動詞は手間と時間をかけさえすれば必ず覚えることができます。なにせこの私でも覚えられたのだから、はるかに優秀な皆さんに覚えられないわけがありません。先生もおっしゃっておられましたが、この助動詞のあたりから徐々に努力の差ができ始めます。やることが多くて大変だと思いますが、後回しにせずしっかりと復習してくださいね。