令和3年度 体育祭・文化祭講評(校長)

みなさん、ほんとうにお疲れ様でした。

みなさんは、やりきりました。

まずは、やりきった自分、やりきった仲間をほめてください。

体育祭、文化祭を9月のこの時期に2つとも3日間でやりきる学校は、聞いたことがありません。

昨年の金剛高校もそうでした。そして今年のコロナ状況は、もっと厳しいものでした。感染の第5波で9月1日に大阪府は1日で3000人を超える新規感染者がでました。この状況で、どうすれば体育祭、文化祭ができるか、金剛高校は考えに考えました。残念ながら保護者の方のご来校は見合さざるをえませんでした。

コロナ禍のなかで様々な制限・制約があり、加えて多くのことが同時進行する中、途轍もなくおおきな負荷がみなさん一人ひとりにかかっていたでしょう。

今年のスローガンは、「身体と身体はディスタンス、心と心は濃厚接触 Let's enjoy Kongo festival ‼」でした。

みなさんは負けませんでした。さまざまな困難を乗り越え、やりきりました。

体育祭でのチームのために力の限り競技、演技する姿は「美しい」の一言に尽きます。

文化祭での発表は、一人ひとりの熱い情熱が込められていました。グラウンドでの拍手、語らいの広場の光景、体育館での歓声、忘れられません。

みなさん、この2021年度の体育祭・文化祭を一生の誇りとしてください。

困難な状況を負けずに一致団結して乗り越えたみなさんのこの経験は、これからを生きる上で自信と勇気を与えます。最後にやりきった自分、支えてくれた多くの仲間、運営に携わってくれた生徒会執行部、放送部をはじめ多くの皆さんにねぎらいと感謝の気持ちを込めて、もう一度、

「よく頑張りました。」

「ありがとう!」と言います。

2021年10月1日

学校長 桝井 則子

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