✈️ 最終日レポート:旅の終わりと大きな成長

1. 万座毛

最終日は、午前中に万座毛を訪れました。生徒たちは、沖縄海岸国定公園内にある万座毛の雄大な景色に迎えられました。「万人が座るに足る毛(野原)」という名の通り、天然の芝生が広がる断崖から眺める海の青さ、そして波の浸食によって作られた象の鼻のような奇岩の迫力は圧巻です。修学旅行最終日を飾るにふさわしい絶景を背景に、生徒たちはクラス写真を撮影しました。

2. アメリカンビレッジ

続いての立ち寄り先は、異国情緒あふれるアメリカンビレッジです。ここでは、「班の全員が写った写真を2箇所で撮影し、所定の時間までに提出する」というミッションが課されました。

生徒たちはミッションを抱えながらも、賑やかな街並みの異空間と、並ぶおしゃれな店の雰囲気を味わいながら、自主研修を心から楽しみました。特に、商品の購入だけでなく、映える写真を撮ることに夢中になる班も多く見られました。主にウィンドウショッピングや雰囲気の散策を楽しみ、短い時間ながらも活気ある時間を過ごしました。

3. 国際通りでの自主研修

待ちに待った修学旅行最後の目的地は、賑やかさが最高潮に達する国際通りです。ここでは、まさにお買い物の本番を迎えました。

お揃いのオリオンTシャツで散策するグループや、現地で買ったちょっとおもしろいサングラスを友達とお揃いでかけて、あえて「おのぼりさん」になりきって楽しむ生徒たちの姿が多く見られました。沖縄ならではの食事を楽しんだ人も多く、生徒たちの間では「国際通りは超最高でした」と大満足の声が上がりました。沖縄の熱気と活気に満ちた国際通りでの修学旅行最後の自主研修を心から楽しみました。その後、生徒たちは時間通りに集合し、那覇空港へ向かいました。

4. 帰路(那覇空港~大阪)

国際通りでの自主研修を終えた生徒たちは、沖縄を名残惜しそうにしながら那覇空港へと向かいました。帰路では、行きで事前に送った手荷物を自分たちで預けるという経験も経て、成長した姿を見せました。

搭乗時刻が10分ほど遅れるという小さなハプニングはありましたが、搭乗を待つ間、国際通りで手に入れたお土産やグッズの情報を楽しそうに交換する姿が見られました。飛行機に乗り込むと窓の外は夜間飛行となり、飛行機から見る大阪の夜景に感動の声をあげる生徒たち。沖縄ではオリオンTシャツ一枚でいられた暖かさでしたが、着陸後の大阪は冬の冷気に包まれていました。寒そうに肩をすくめる生徒たちの姿に、この旅の思い出とともに、どうか皆が元気な姿でまた学校に集えますようにと、心から願うばかりでした。

5. 修学旅行総括:生徒たちの大きな成長

今回の修学旅行は、事前に設定された「ともに学び、ともに育つ」という目標の達成を大きく超えるものとなりました。

特に民泊体験では、出発前の不安を乗り越え、現地の温かいおじいやおばあとの間に深い絆を築き、別れ際には涙を流す生徒の姿が見られました。この交流は、生徒たちが沖縄の温かい人情に触れ、家族や地域とのつながりといった普段の生活のあり方について深く考える貴重なきっかけとなりました。また、4日間の集団行動を通し、生徒たちの成長は目覚ましいものでした。旅が進むにつれて、周りの状況を察して行動する力が身につき、静かに話を聞くべき場所では自発的に私語を慎むなど、集団の一員としての意識が向上しました。時間を守ろうとする行動も随所に見られ、自主性が育まれた証拠です。最後の夜を飾った学年レクは、企画・運営が生徒によって行われ、学年の力を結集させた最高のイベントとなりました。友達同士だけでなく、引率の先生方や現地の方々とも積極的にコミュニケーションを取る生徒の姿が多く見られ、45期の和がより一層深まった旅となりました。

この修学旅行で得られた多くの学び、そして大きく成長した協調性と自主性は、まず2年生の残りの授業に活かされることでしょう。そして、いよいよ来年からは金剛高校を背負う最高学年の3年生となります。生徒たちがこの旅で培った力を存分に発揮し、学校全体を力強く引っ張っていく立派な3年生になれることを、教職員一同確信しています。

<最終日の様子と成長の軌跡>

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