日 時 | 令和5年11月24日(火) 10:00~11:45(本校校長室にて) | |||
出席者 | 協議会委員 | 職名等 | 学校事務局 | 校務分掌等 |
山本 智子 | 皇學館大学 教育学部 | 杉本 幸一 | 校長 | |
准教授 | ||||
阿久根 賢一 | 社会福祉法人 福祥福祉会 理事長 | 稲野 早苗 | 教頭 | |
加藤 純子 | 吹田市立こども発達支援センター わかたけ園 園長 | 吉村 晋治 | 教頭 | |
林 佳子 | 本校保護者(PTA会長) | 切通 圭介 | 事務長 | |
藤嶋 耕治 | 首席(小学部付) | |||
李 容司 | 首席 | |||
養護教諭 | ||||
宮脇 敦子 | 首席(中学部付) | |||
長峰 祐介 | 小学部主事 | |||
米良 知之 | 中学部主事 | |||
北村 直樹 | 首席(高等部付)・高等部主事・事務局長 | |||
欠席者 | 千馬 外代美 | 本校後援会 会長 | ||
髙田 浩行 | 社会福祉法人 川西市社会福祉協議会事務局 次長 | |||
おもな テーマ |
「令和5年度 学校経営計画について」 | |||
協議内容 の概略 |
1.学校長挨拶 | |||
2.学校見学(小学部→中学部→高等部) | ||||
3.令和5年学校経営計画の進捗状況について | ||||
4.令和6年度使用教科用図書について | ||||
5.事務局より諸連絡 学校長挨拶 | ||||
※カフェ体験(中学部Aグループよりカフェ) | ||||
1 |
協議内容 質疑応答 |
【開会、校長挨拶】
小学部、中学部、高等部の順番で見学。
(杉本校長)
・働き方改革について。業務の効率化を考え、Google formの活用を進めている。教員の
・地域における支援教育の専門性向上のためのセンター的機能の充実について。地域の
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2 |
・大規模災害、感染症対策への具体的対応策の推進・強化について。 今年度は初めて全校での引き渡し訓練を実施。 ・医療的ケアを必要とする児童生徒の安全確保の推進について。今年度も医療・福祉関係機関を対象 として学校見学会を6回実施予定。昨年度同様、60名ほど申し込みがあった。 (林委員) ・大規模災害時の避難所について昨年度からの進捗状況について教えていただきたい。 (李首席) ・箕面市との連携会議を今年度も実施した。本校で地域の方々を受け入れる福祉避難所にするのは難しい。もし、本校に避難されてきた場合は萱野東小学校へ誘導する。 ・卒業生は受け入れていくのか検討をしている。 (林委員) ・大規模災害時に関して不安に思っている保護者の方々もいると聞いている。少しでも安心材料になるために保護者へ情報共有ができればと思う。 (山本委員長) ・保護者にとってどんな情報が必要なのか精査して提供ができればよいだろう。 (阿久根副委員長) ・すべての内容を提供すると意図しない混乱が生まれる場合がある。提供する内容を検討してもらいたい。 (林委員) ・電源が必要な児童生徒の保護者は災害時の不安が大きいように思える。通学バスからも電源を取れることを知らない。それだけでも安心材料になるのでは。 (李首席) ・児童生徒がいる時は学校に通学バスは停車しているので、電源の確保はできるが、下校後は通学バスからの電源確保はできない。 (山本委員長) ・基本的には各家庭で考えてもらい、確保していただくことがベースとなるであろう。混乱を防ぐためにも情報提供は精査していただきたい。 (阿久根副委員長) ・想定外の状況となった場合、例えば休みの日(教員が退勤後)に大規模な災害が発生した場合は学校(避難所)の運営はできるのか。 (杉本校長) ・大規模災害となった場合、その規模に応じ、非常配備が発令され、教職員が学校に参集することになっている。ただ、避難所としての運営がどこまでできるのかはわからない。 (阿久根副委員長) ・豊泉家も福祉避難所の指定を受けているが、場所の提供のみである。一般的にまずは地域の避難所へ避難し、そこから福祉避難所へ振り分けられる。 (林委員) ・本校が福祉避難所ではないので、備蓄品の配給はない。そのあたりも課題と考えられる。 |
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3 |
(加藤委員) ・校内見学をできて良かった。児童生徒の楽しんでいる様子がよく見られた。出前授業や相談窓口など地域の学校へ発信することは大切と改めて感じられた。 (阿久根副委員長) ・校内を見学すると先生方がさまざまな場面で工夫されている様子が見て取れた。今後はICTの活用が活発になると思うが、AIを活用することもあるのではないか。新たなコミュニケーションツールとしてどのように使用できるのか、また考えていただければと思う。 (山本委員長) ・授業では、ICTの活用などとても工夫が見られた。教員と児童生徒が一体になって学ばれているのは良いことだと思う。ただ、「自立と社会参加」のための教育をするとなると、ICTによるコミュニケーションだけでなく、その子どもの体験や経験、脳がどれだけ働き全人的な学びになっているのかが重要になる。児童生徒の不自由さをそのまま教員が受け入れすぎているのではないかと感じた。もっと教育としてできることがある。例えば、手のひらや手の指、足の裏や足の指への刺激は重要で、手足は、目的のある動作の要である。肩や股関節が自由関節であることも目的のある動作を遂行するためである。子どもの人生において学校教育機関は、手厚い人員配置がなされている。体の管理や姿勢、動作等に関わる自立活動の時間の指導や学校生活全体を通して行う自立活動の指導が、児童生徒の発育成長に応じて適切になされているのか考えていかなければいけない。隙間の時間を見つけ、手足や呼吸のケア、体の管理ができることなども共有していただければと思う。 【令和6年度使用教科用図書について】 (北村首席) ・準ずる教育の教科用図書も徐々に選定・採択されている。現在は小学部1,2年生と中学部、高等部は選定済みである。現在選定されている教科用図書も11月末から12月初旬にかけて採択される予定である。 【閉会、校長挨拶】 ・今日は児童生徒の様子とともに教室の環境整備も含めて学校見学をしていただきありがとうございました。最後の山本委員長のご助言について、今後も学ばなければいけない部分と感じた。また教員へ周知していきます。次回第3回もよろしくお願いします。 |
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4 |