おすすめ図書その6

前回に続いて、今回は今年度初めて、(図書館担当以外の)先生が、おすすめ図書の文章を寄せてくれました!数学科の齋藤先生からです。

<書名>ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

<著者名>ブレイディみかこ

<出版社名>新潮社

<ISBN>9784103526810

『普通とは何か』を考えさせられる。 『普通』であるからこそ得られる肯定感もあれば、 逆に『普通』を強いられる不快感もある。 様々な経験から、自分が思う『普通』を考え、また同時に『多様性』について考えて欲しい。


(以下、図書館担当)

この本は、私も2月頃に読みました。日本人とイギリス人との間に生まれた子どもがイギリスで暮らすとき、どのような境遇になるのか、どのような葛藤を抱くのか、そしてどう成長していくのかが描かれています。日本に住んでいてはわからないこと、気づかないことをこの本は教えてくれます。大きな賞もとり、メディアにも取り上げられて話題になった本です。ぜひ、生徒のみなさんにも読んでほしいと思います。