【1年】薬物乱用防止教室を開催しました!!

7月10日(木)、難波少年サポートセンターの家垣 貴行 警部補を講師にお迎えし、1年生を対象とした薬物乱用防止教室を行いました。


近年、若年層において大麻事犯が増加していることから、様々な薬物がある中でも、大麻を中心にお話をしていただきました。


はじめに、大麻の種類として、大麻草の葉を乾燥したものや樹脂を固めたもの、大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」や「大麻オイル」、幻覚成分を濃縮させた「大麻ワックス」、大麻を含んだ食品(グミ)などの一見大麻と分からないものがあること、SNS上では「葉っぱ」「野菜」等の隠語で大麻の売り買いがされていること、大麻の乱用により様々な症状が現れること等のお話がありました。
  日本では大麻取締法等が改正され、大麻の所持や譲渡などの規制とともに使用に関しても罰則が適用されることになりました。医療用大麻が認められていること、海外では大麻の使用が合法な国もあることから、「大麻は安全だ」との情報がインターネットやSNS上で流れていますが、使用が認められているケースでは安全に使用するためのルールがしっかりと整備されており、何でもかんでも使用が認められているわけではないとのことでした。

最後に、家垣警部補より、大麻の使用について誘われた際にははっきりと断ること、断ることが難しい場合はその場から逃げること、自分では対処できない場合は身近な大人や教員に相談してほしいとのメッセージがありました。45分の短い時間でしたが、生徒たちは最後まで真剣に話を聞いていました。

今回の学習を踏まえ、「ちょっとぐらいなら...」との甘い誘惑にはぜったいにのらない、何かあれば一人で判断せず必ず大人に相談するなど、「自分の健康は自分で守る」との意識を強く持って、正しい知識のもとに行動できる力を身に付けてほしいと思います。