11月10日(木)、大阪府教育センターパッケージ研修の研究授業を行いました。今回、一人一台端末の活用をテーマとした研究授業となりました。本時では、「一遍上人絵伝から中世の民衆の生活を読み取ろう」をテーマに学習に取り組みました。生徒たちは、一遍上人絵伝を観察し「一遍は何をしているか」、「どのような人がいるか」、「どのような品物が売られているか」などをグループで交流していました。学習支援ソフトでそれぞれの問いが担当の先生から端末に送られ、代表者がグループで交流した内容をまとめて担当の先生に送り返しました。各グループで交流した内容が瞬時に映しだされました。学習支援ソフトを活用することで、クラス全体で鎌倉時代の民衆の生活を多面的に考察し、学習を深めることができました。生徒たちが主体的・対話的に学習を深めている姿が印象的でした。その後、授業の研究交流会を行いました。学習支援ソフトの活用法、単元設計、グループワークやパフォーマンス課題の組み入れ方などについて、大阪府教育センターの指導主事方からご助言を頂戴しました。