10月28日 堺選手権 3枚の賞状

10月28日に堺選手権(高校生の部)が家原大池体育館でおこなわれました。

泉陽高校が出場した種目は2年生の女子団体と1年生の女子ダブルスです。

女子団体
この大会は2複3単を4人から7人のメンバーで戦います。泉陽高校はABC3チームで臨みました。
ABチームは経験者と初心者トップを分けて両方上位へ上がるつもりで組みました。Cチームは初心者で初めての団体戦です。初戦を勝利できればOKです。各校複数チームを出していますので、24チームでのトーナメントです。朝の9時から夜8時前までかかりました。

1回戦(泉陽Aはシード)
 泉陽B 5-0 東大谷C
 泉陽C 3-2 凰D
Bチームは当然として、Cチームは高校始めの初心者チームです。
同じキャリアのチーム相手なのですが、最後までよくがんばって勝ってくれました。

2回戦(BEST8入り)
 泉陽A 4-1 金岡B
 泉陽B 3-2 凰A
 泉陽C 0-5 大商大堺B
Bチームが凰Aのレギュラーチーム相手でダブルスのスピードに戸惑い、ダブルスは1-1の互角、シングルスも1-1で最終シングルスまでもつれましたが、とてもいいゲームをしてくれて振り切ってくれました。
Cチームは相手が優勝候補でもあり、力及びませんでした。

3回戦(準々決勝)
 泉陽A 3-2 東百舌鳥A
 泉陽B 3-2 泉北
 Aチームの相手は東百舌鳥A。ここにはシングルスで泉陽の選手では勝つことが難しい選手がいます。こちらの選手構成の弱みもあったのですが、「勝てるとしたらこのオーダーしかない」というオーダーになったので、勝ち目が出ました。それでも第1ダブルスのエース対決を制しないとあとが大変苦しくなります。ファイナルゲームまでの接戦となりましたが、こちらの指示した戦略通りに攻めてくれたので最後勝ちきることができました。
Aチームには初心者の選手も入れていたのですが、ダブルスでファイナルゲームに持ち込んでくれて、負けはしましたが、そのあとシングルスに出場する相手選手を長くコートに立たせたというのも大きかったです。始めから最終シングルまで持ち込む気でしたので、予定通り最後の第3シングルスで勝ちきってくれました。

 Bチームの相手は泉北。実力的には互角だなと思っていました。幸先よくダブルスを2つともとったのはよかったのですが、第1・2シングルスを落とし、第3シングルスまで持ち込まれました。ここでも2回戦同様、最後を任せた選手が堂々の試合を見せ、勝ちきってくれました。最後まで調子のいい選手を温存できたオーダーが功を奏したようです。Bチームはこれで2校のトップチームを撃破しました。

 これで2チームがBEST4に入りましたので3位以上が確定です。

 

準決勝
 泉陽A 0-3 大商大堺A
 泉陽B 0-3 大商大堺B 
 A・Bチームとも強豪の大商大堺が相手です。残念ながら今回も歯が立ちませんでした。が、これまでは「大商大堺と試合をやっても疲れない=力の差があってつかれる前に試合が終わってしまう」状態でしたが、準々決勝までBチームで勝利ポイントを取ってくれた選手がこの試合で最後コートにへばってしまうほど戦うことができました。まだまだ差は大きいですが少しずつでも差は縮まっていると選手も感じていると思います。

 

1年女子ダブルス
こちらは56ペアのトーナメントです。泉陽高校は今年は3ペアの出場。2ペアは完全初心者。
トップのペアは経験者がおり、夏の大会でも結果を出していたので第4シードをもらっていました。しかし、1年生の他校の様子はわかりませんのでどこに強豪ペアが隠れているかわかりません。
初心者の2ペアのうち1ペアは残念ながら1回戦で負けてしまいましたが、もう1ペアは2回勝って3回戦(BEST16)まで進出してくれました。
残りのペアですが、一人経験者、もう一人はほぼ初心者ですから、相手は当然1点狙いをしてきます。最初からそう言ってあったので、集中して戦ってくれ、1点狙いをものともせずBEST4まで上がってくれました。
 準決勝ではまたしても大商大堺との対戦でした。もちろん経験者同士のペアですので、穴がなく難しい試合となりました。第1ゲームは接戦で延長ゲーム(ジュース)までの接戦となりましたが、惜しくも落とし、結局ここで力尽きました。でももっとやれるという実感は得たようです。
 第3位の賞状をとったことを励みにしてほしいです。

今回の大会では久しぶりに複数枚の賞状を取ることができました。
夏以降、練習メニューを変えて「動いて打つ」ことをやってきたことが少しずつ効果が出てきたようです。

次は来週11月4日に公立高校大会の旧4学区予選が泉陽高校でおこなわれます。
女子は16校の中から3校の切符です。今度は堺以南の学校も加わってきますし、できあがっているトーナメントでも厳しい状況ですが、決勝トーナメント進出をめざしてがんばります。