2022年度 大阪高等学校秋季テニス大会(Ⅰ部)本戦

 令和4年9月25日(日)、上記大会の本戦が早稲田摂陵高校にておこなわれました。畷高は近大附属高と対戦し、シングルス1-6、0-6、0-6、ダブルス0-6、1-6の合計ポイント0-5で敗れました。相手校は本大会の第一シード校で、直近の全国高校総体や近畿大会の出場選手をメンバーに揃えており実力差は否めません。しかし、日頃対戦することのない上位選手の球を受けることができるとあって、終始楽しんでいる様子でした。(顧問‐T)

 この秋季大会本戦で学んだことは多々あり、予選では戦えない強豪校と対戦できて非常に貴重な機会となりました。
 まず相手の所作言動。始まりの挨拶から終わりの挨拶までしっかりと揃っており、この時点で相手の方が一枚上でした。試合に関しては、普段の自分たちの力を発揮できずこちらのミスが顕著に現れた試合でした。しかし、勝ち負け以上に得られたものがあったと感じています。対戦校の選手方のダブルスの立ち回り、コースの正確さ、リターンの立ち位置、スライスやボレーなどの多彩な攻撃、ミスを恐れずラケットを振れていた所、相手のミスを逃さず隙をつくプレーなど。どれも見習うべき点ばかりでした。
 勿論、張り合えなかった悔しさはあります。しかしこの悔しさを糧に今回学んだことを学んだまま終わらせるのではなく、いかにして練習に繋げていくか。そして大会で発揮できるか。これこそが重要です。負けたことで個人としてもチームとしても一つ成長することのできた秋季大会。次こそ全力で健闘する為、公立大会に向けて精進して参ります。(76期主将‐Y)