小惑星「りゅうぐう」の砂が入っているとみられる探査機「はやぶさ2」のカプセルが、回収されたオーストラリアからJAXAの相模原キャンパスに到着しました。専用の分析施設で開封され、約半年かけて顕微鏡等による観察や分析が行われる予定です。当初のミッションを成し遂げた「はやぶさ2」の運用チームを率いたJAXAのプロジェクトリーダーは「チームワーク以外の何ものでもない」とその秘訣を強調されていました。そして、『指示を出して動いてもらうのではなく、議論しながら自己成長できるチーム』をめざしたことにより、あらゆるトラブルを想定して訓練を繰り返し、「チームに一体感ができ、頭より手が動くようになった」と自信を深めていったそうです。ミッションが大きければ大きいほど、チームワークは大切になっていくということを改めて認識しました。