中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は26日、小中高校の教育の在り方に関する答申を取りまとめました。ICTの積極的な活用や小学校高学年の教科担任制の導入、そして全日制高校でも生徒の実情に応じてオンライン授業を授業の一部と認め、対面授業と組み合わせる「ハイブリッド化」の検討も促すことも盛り込まれています。そして、高校生の約7割が在籍する普通科を再編し、文系や理系にとらわれず、持続可能な開発目標(SDGs)などの最先端の学びに取組む学科や、地域の課題に取り組む学科等を教育委員会の判断で設置することができるようになること等が盛り込まれています。新型コロナウィルスの感染拡大の状況も踏まえて、今後はオンライン授業と対面授業の組み合わせをどうするかが検討されていくのではないかと思われます。