アサーティブ・コミュニケーション

近年、ビジネスの世界などで注目されている「アサーティブ・コミュニケーション」。自分も相手も大切にするコミュニケーションで、単に対人関係を円滑にするだけのテクニックとは異なります。アサーティブネス(Assertiveness)の訳語は、「自己主張すること」ですが、アサーティブであることとは、自分の意見を押し通すことでもなく、口論で相手を言い負かすことでもありません。アサーティブはコミュニケ―ションスキルである一方、その根本には心の姿勢として「4つの柱」が存在します。『率直・誠実・自己責任・対等』がしっかりと備わっていることが重要なのです。私は自分の気持ちや意見を、相手の気持ちも尊重しながら表現する「アサーティブ」という考え方に共感を覚えています。