体育祭が大成功で終わる

 6月7日(火)に 曇り空の下、体育祭を実施しました。300名を超す来賓・保護者が来場され、観覧席はいっぱいになりました。いつ雨が降り出してもおかしくない状況で、競技の短縮も心配されましたが、とにかくスピーディ動きましょうと呼びかけて予定通り840分にスタートしました。
 競技は100M走予選から始まり、台風の目、障害物リレー、8人9脚リレー、クラス対抗リレー、綱引き、クラブ対抗リレー、応援披露(2年の部)とテンポよく進み予定より15分早く前半が終了しました。印象に残ったのがクラブ対抗リレーです。女子の部はバスケットボール部が予想通りの強さを発揮し圧勝しましたが、2位にはなんとダンス部入賞。ダンス部にはたいへん失礼ですが、他の運動部と異なり走る練習をメインにしているわけではないので意外な展開でした。後で聞くと豪華メンバーを用意しひそかに優勝を狙って練習にはげんでいたとか。ダンス部のメンバーは体育祭の花でもある応援披露でも各クラスの中心となり体育祭を盛り上げてくれました。一方男子の部では陸上部の2連覇達成が注目されました。40人以上のメンバーから選りすぐりの選手をピックアップした野球部やサッカー部と異なり、10数人の中から短距離陣をあててきました。1走こそフライング気味の某部にリードを許しましたが、2走以降は圧倒的な走りでぐんぐんリードし見事2連覇を達成しました。
 午後の部は3年の応援披露から再開。これまたダンス部員の演出が冴え、どのクラスもハイレベルな演技を披露。採点でもほとんど差がつかない大接戦でしたが、最後は7組が僅差で最優秀賞を獲得しました。
 閉会式終了後、近畿大会出場を決めた女子バスケットボール部の壮行会が行なわれました。石倉主将が応援してくれた全校生や保護者に感謝の言葉を述べ、近畿では必ず上位に進みますと力強く宣言すると大きな拍手が響き渡りました。
 そばでたたずんでいた生徒会長と体育祭実行委員長に「大成功おめでとう。よかったね」と声をかけると、「次は文化祭です」と返ってきました。たのもしい生徒の姿を見せてもらった一日でした。