夏の大阪府大会(近畿大会予選)結果報告 その2

その1に続き、その他の個人戦の結果をご報告します。

男子3年生の部 シングルス 準優勝!、ダブルス 準優勝!

男子シングルスⅡ部 ベスト8

女子シングルスⅡ部 準優勝

女子ダブルスⅡ部 優勝 達成! Ⅱ部ではまずまずの結果を残しました!

 山田高校は6月の北摂大会で3年生の多くが引退をしますが、夏まで有志で部活を続ける者もおり、今年は3年生の部に男子のダブルス1ペア、シングルス1名がエントリーしました。シングルスはこれまで団体戦のエースとして頑張ってきて力をつけてきた部員で、決勝まで危なげなく勝利を重ねていきました。決勝は天下の柏原高校です。相手が油断しているうちに、こちらは全力で攻め立て、なんとか第1ゲーム奪取に成功しました。しかし、相手もギアを上げ、第2、第3ゲームを奪われ惜敗。でも、胸を張れる準優勝でした。同じくダブルスも順当に決勝まで勝ち上がりましたが、決勝でこれまた柏原高校に敗れ準優勝。3年生らしく最後まで堂々とした戦いっぷりでした。

 Ⅱ部の試合でもしっかり頑張りました。まずは、男子シングルスで1年生が躍進。初戦ではまだまだミスがあり、負けてもおかしくない試合を何とかギリギリでものにし、徐々に試合でもうまく力が抜けるようになっていきました。ミスも減り、なんとベスト8まで勝ち上がりました。残り7人は全員柏原高校なので、実質トップレベルの成績を残したことになります。他にも、高校始めの2年生が4回戦を勝ち上がり、5回戦では柏原に敗れましたが、良いラリーを何度も展開するなどしました。立派なベスト64です。同じく高校始めの2年生が4回戦進出、2年生1名がベスト64といったところが主な成績でした。ダブルスではベスト32が1ペアという程度で少し物足りない結果でした。

 一方女子はシングルス、ダブルスともに頑張りました。シングルスは全員が2部エントリーでしたが、公式戦初出場の1・2年生が5回戦進出を果たすなど、コツコツ努力して来た成果が出ました。また、1年生が7回戦まで勝ち上がり、第2シードの四天王寺に敗れはしたものの、立派な成績を残すことができました。

 ベスト16進出は2年生3名、1年生2名となりました。四天王寺と当たった1名は力及ばず敗戦。2名がファイナルにもつれるも惜しくも敗れ、ベスト8には2名が進出。1年生ルーキーは第2シードの四天王寺に健闘するもストレート負け。しかし、第1ゲームは17点を奪うなど、今後につながる内容でした。残る1名は準々決勝で今宮を、準決勝で第1シードの四天王寺が棄権したため不戦勝により勝ち上がってきた英真学園を破り、見事決勝まで勝ち進みました。今宮高校は強力なスマッシュを武器にするプレーヤーで、ファイナルまでもつれましたが、粘り強くシャトルを拾い続け、競り勝つことができました。また、準決勝の英真学園は、体力をほとんど使わず勝ち上がってきたので、こちらもかなり厳しい試合を想定していました。しかし、ここでも粘り強くラリーを続け、ストレートで勝つことができました。

 決勝は第2シードの四天王寺に第2ゲームをなんとか奪うもファイナルでは地力の差がでて完敗。でも、ここまで勝ち上がってきたことと、最後も負けて当たり前ではなく1球1球に食らいついて攻めていく姿勢が立派でした。

 ダブルスでは4ペアが出場。4回戦まで進むもページの外シードに敗戦。また、1ペアが5回戦まで進むもエラー連発でファイナル負け。悔しい結果でした。ここでも1年ペアが躍動。1ペアは落ち着きのあるプレーでベスト32まで勝ちあがりました。最後の試合も自分たちの力は出し切っての敗戦で、悔いはない様子でした。もう1ペアは、順調にベスト8まで勝ち進み、準々決勝と準決勝も危なげなくストレート勝ち。エラーが少なく、見ていて安心できる試合内容でした。決勝の枚方津田高校はダブルスがしっかりしているイメージがあります。ここでは今までの戦いが嘘のようにこちらがエラーを連発。2ゲームともに終盤まで競り合う展開でした。21-19、21-19で何とかものにして優勝。1年ペアながら2部で優勝を果たしました。2人ともまだまだ荒削りですが、スケールの大きさを感じさせてくれました。

 1・2年生ともにまだまだ安定した強さを身に着けることができていません。こういったパフォーマンスが常に発揮できるようになれば確かな実力が付いたといえます。現状では団体戦でも十分通用するとは言えません。全体の底上げとともに、より高いレベルのパフォーマンスを維持できるよう部員全員で一丸となって頑張りたいと思います。

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