冬の大会 結果報告3

男子ダブルスⅡ部優勝! 

女子ダブルスⅡ部優勝! & 第3位入賞!

 男女ダブルスⅡ部の試合が終了しましたので結果をご報告いたします。

男子は2年生4ペア、女子は1・2年生各2ペアがエントリーしました。男女とも入賞を目指します。

 男子は2ペアが初日を突破(ベスト64)しました。4人の内、高校始めの2年生が2名おり、この半年でフォームやラケットワークが良くなり、また持久走や居残り練習にも取り組み意欲的に頑張ってきました。ダブルス2日目、ペアの1人が体調を崩し練習が不十分でした。ミスが多く、ファイナルゲームまでもつれましたが5回戦進出はできませんでした。もう一方のペアは、北千里高校相手にストレート勝ちし、続く生野高校戦でもストレート勝ち!ベスト8を懸けた上宮高校戦では、セカンドゲームで相手のロングサーブに苦しめられたものの、延長ゲームを21-20でとってストレート勝ちできました。初めの試合こそ静かでしたが、互いに良いプレーが出ると、声も自然と出るようになっていきました。ベスト4入賞を懸けた大阪市立高校戦は、ファーストゲームは終始リードして21-13で先取しました。スマッシュでガンガン攻撃し、前衛でのプッシュやアタックが特に機能していました。セカンドゲームは相手に粘られ、こちらが終盤にエラーを重ねて16-21で奪われてしまいました。でも2人の気持ちは全く切れませんでした。ファイナルゲームは序盤から気持ちを乗せて積極的に攻め、リードを保ちながら終盤へ。攻守にわたり良いパフォーマンスでした。21-9で勝利し、ベスト4を決めました。試合後は対戦者同士でアドバイスし合う光景も見られ、清々しく感じました。

 女子は全4ペアが初日を突破(ベスト64)しました。1年生2ペアは危なげなくストレート勝ちでした。2年生ペアも1つは危なげなくストレート勝ちし、残る1ペアは春日丘高校、刀根山高校と力のある相手に接戦をものにして勝ち上がりました。春日丘高校戦はファイナルゲームにもつれながらも最後まで集中して勝利し、刀根山高校戦ではファーストゲームで先にゲームポイントを相手に握られるもそこから粘りのあるプレーで逆転してゲームを奪い、その勢いでストレート勝ちしました。最近ではダブルスを楽しめていて、ゲームでもお互いが気持ちよくプレーできるような声かけをしています。みんなが見本にしたい雰囲気を作ってくれており、そういった意味でも勝ち上がってくれたことは嬉しく思います。

 2日目、1年生ペアは布施高校にファーストゲームを奪われ苦しい展開でしたが、セカンドゲームからは本来の力を発揮し、15-7、15-4と逆転勝利しました。次に全体の1シードである牧野高校と対戦。入りが悪くこれまたファーストゲームを奪われてしまいました。しかし、セカンドを15-12と奪い返してファイナルゲーム、終盤までリードして13-10と勝利まで残り2点まできました。ここで勝ちを意識してしまったのか積極性を欠き、相手に連続5ポイントをゆるして逆転負け。精神的な脆さが出た試合でした。パワーも増し、パフォーマンスも良くなっていたので残念です。

 2年生ペアは初戦の大手前高校にファイナル勝ち!最後まで気持ちを切らさずに頑張り勝利できました。これで勢いに乗り、続く箕面自由学園戦でも2-0ストレート勝ち!決して大差ではありませんが粘り強く戦いました。ベスト8を懸けた藤井寺高校戦、これもストレート勝ち。良し悪しの波が小さくなっているようでした。ミスも出ましたが二人でカバーしました。入賞を懸けた千里青雲高校戦、ファーストゲームが最大のポイントでした。終盤まで競り延長ゲームに突入、惜しくも23-25で落としてしまいました。セカンドゲームも気持ちを切らさずに頑張りましたが18-21で敗戦。朝練や居残り練でダブルスを強化してきた二人です。入賞には一歩届きませんでしたが、夏の大会ではページを抜けることができていなかったので、この半年で本当に強くなったと思います。いつもは自分たちのミスで崩れ、元気なく負けていたことを思えば大きく成長したペアです。ベストプレーで終えられたことがなによりです。

 もう一つの1年生ペアは、柴島高校、長野高校にストレート勝ちし、パワーがあると感じていた今宮高校と対戦。片方の選手は夏の府大会ではシングルスで上位進出しており、苦戦が予想されました。序盤は少し委縮してしまい12-15でとられ、2ゲーム目も押されてしまい負けてもおかしくありませんでしたが九死に一生を得ました。15-12で奪い返すとファイナルも最後まで頑張りぬいて17-15で逆転勝ち!今日一番の接戦でした。強化してきたレシーブにも自信を持てたようです。入賞を懸けた上宮高校戦もストレート勝ち!諦めない気持ちで粘り強く闘いました。これでベスト4に1ペアが名乗りをあげました。

 残る2年生ペアは、1人が体調不良で前日まで練習できず不安のある中での試合でした。初戦の東淀川戦はストレート勝利しましたが、続く上宮高校戦ではファーストゲームで激競りでした。19-17でなんとかものにし、セカンドゲームは少し緊張もほぐれてストレート勝ち!これまでの練習の積み重ねが助けとなりました。続く箕面高校戦でもストレート勝ちし、ベスト8達成。体力的にどうかなと思いましたが、残り1試合です。ベスト4を懸けて四條畷高校と対戦しました。ファーストゲームでは入賞を意識しすぎたのかエラーによる自滅で13-21と落としてしまいました。シングルスでもあと一歩入賞に届かなかった部員もおり、今回も...と嫌な予感がしました。しかし、セカンドゲームは開き直ったのか見違えるようなプレーで21-15と奪い返し、最後も21-16とそのままの勢いで逆転勝利!!!見事ベスト4達成です。これで男子1ペアと女子2ペアがベスト4です。

 迎えた大会最終日は山田高校が会場で、準決勝・決勝が行われました。男子は西寝屋川高校と対戦し、21-9、21-18でストレート勝ちでした。相手のペアは、一人はシングルスでも上位進出していて力もありました。こちらは片方が高校始めの者でしたが、ペアとしての総合力で上回っていました。前半から積極的に攻め、ファーストゲームは大差でした。セカンドも、こちらにエラーが出たものの逃げ切り勝利。決勝進出を決めました。

 女子は残念ながら準決勝で同校対決となりました。2年生ペアと1年生ペアが対決。21-17、15-21、21-15とファイナルゲームを制した2年生ペアが決勝進出です。後半1年生ペアの踏ん張りがきかず、エラーが出てしまいました。

 決勝戦、男子は大阪市立高校と対戦。左右のペアでしたが、21-18、23-21で最後は相手の追い上げを振り切り優勝!後半はリードしていたにもかかわらず、勝ちを意識したのか浮ついてしまい甘いプレーや余計なプレーが出て詰め寄られましたが、なんとか流れを渡す前に勝利できました。

 女子の決勝は千里青雲高校と対戦。ファーストゲームは互いに様子の探り合いで点の取り合いになりました。内容では互角でしたが最後は19-21と僅差で奪われてしまいました。しかし、あまり動揺することなく、パワーではなくコースで勝負し、後衛と前衛二人で点数を取りに行こう、とセカンドゲームに挑みました。上がった球を相手の構えていない方へアタックし、甘いリターンを前衛で捕まえる展開を我慢強く続けました。相手も集中力が切れかかったのか、点差も広がり21-11で奪い返しファイナルゲームへ突入。序盤は競り合って10-11でチェンジエンド、前半辛抱強くゲームを運べたことがポイントでした。やはり後半戦では互いに我慢比べが続き、サイドアウトやバックアウトのナイスジャッジもあり終盤点差が開きました。結果21-15で逆転優勝!男女ともに優勝を飾りました!

 男女ともに優勝できたことは喜ばしいことですが、男子はまだまだゲームの運び方が甘く相手に流れを渡しかねなかったことは反省点です。また、女子は以前、集中力が欠けてしまい自分たちが崩れて勝利を逃していたことがありましたが、今回は非常に辛抱強く闘うことができました。朝練や居残り練を欠かさず技術練習に取り組んできた1年生ペアが3位に入賞したこともよかったです。

 4月からⅠ部で戦っていかなければならないことを考えると、今の状態ではまだまだ力不足です。良いプレーを継続すること、安定させること、気持ちのコントロールをすることなど課題を整理し、この春にしっかりと練習に取り組みたいと思います。

 寒い中応援に来てくださった保護者の皆様、後輩のサポートに来てくれた3年生、本当にありがとうございました。

 学年末考査、入試期間を経て3月には公立高校大会個人戦、グリーンカップ、4月末からは春の大会(インターハイ予選)が始まります。また、6月には3年生の引退試合となる北摂高校大会団体戦が控えています。3年生にとっては1日1日が大事になります。時間を無駄にせず、強くなるために顧問部員一丸となって練習していきます!

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