個人戦Ⅱ部の結果報告です。
女子シングルス 第３位、ベスト８、ベスト６４（３名）
男子ダブルス ベスト３２、６４
女子ダブルス ベスト３２（２ペア）
男子シングルス ベスト６４（２名）
シングルスで１名が入賞を果たすも、全体としては寂しい結果に。高校始めの男子が健闘！
ダブルスでは男子３ペア（すべて３年生）と女子が２ペア、シングルスでは男女各９名がエントリーしました。男子ダブルス５００弱のエントリー数で、山田高校からはベスト３２に１ペア、ベスト６４に１ペアという結果でした。結果だけ見れば決して良いとは言えませんが、この２ペア（４人）の内３人は高校始めのプレーヤーです。高校始め同士で組んだペアは、全体の第１シードに当たりましたが、よく健闘しました。１ゲームを奪い、ファイナルゲームまでもつれ込む試合で、最後まで諦めずに戦ってくれました。もう１ペアも全体の第２シードである汎愛高校と対戦し、惜しくもファイナル負けでした。高校始めでありながらこの２年余りでよく成長したと思います。女子ダブルス２ペアは、前回賞状まであと一歩のところだったので期待がかかります。順調に２～４回戦を突破し、日抜けできました。しかし、２日目の６回戦で苦戦を強いられることになりました。３年生１ペアは阿倍野高校と対戦し、ファーストゲームを先取するもセカンドゲームでリズムを崩して競り負けてしまいました。ファイナルゲームは先手を取ってリードしながら終盤を迎えるも、少しずつと点差が縮まりだすとプレーが小さくなってしまいました。相手のロングサーブにもうまく対処できずに逆転負け。悔しい結果となりました。２年生ペアは北千里高校と対戦。こちらもファーストゲームを先取するもセカンドゲームで守りに入ってしまい相手に攻める機会を多く与えてしまいました。ファイナルゲームは序盤で点差をつけられ後半の追い上げも届かず...。２ペアとも１ゲームをとるも逆転負けとなる本当に悔しい結果でした。
一方シングルスでは、男子がことごとく３回戦で姿を消し、４回戦５回戦には３名しか残れませんでした。しかしその内の１名は高校始めで、４回戦の市立南高校戦では１ゲームをとるなど善戦でした。ダブルス同様、高校始めの部員が健闘してくれました。残る２名はともに５回戦で敗れ、厳しい結果となりました。ともにミスが多く、攻め切れないことが課題でした。女子は多くの者が初日を突破し、５回戦進出を果たしました。残った８名の中でどれだけベスト１６、ベスト８に残れるか期待が持てました。しかし結果は、入賞１名、ベスト８が１名で多くの者が６回戦敗退という結果でした。シングルスではまずフィジカルが一定レベルに達していないと勝ち上がることが難しいと思います。加えて、エラーが多いと自滅してしまいこれもまた先へは進めません。この２つをクリアして上位進出できたのはともに２年生で、入賞者は不器用ながらもパワーと粘りが持ち味の選手です。
ベスト８を懸けた試合では、信愛学院と対戦し落ち着いた試合運びで２－０のストレート勝ち、もう一方は門真なみはやと対戦してこちらも危なげなく２－０での勝利でした。迎えた準々決勝では、パワースマッシュが得意の今宮高校対戦。ファーストゲームは互いに様子を見ながら得点が動いていきました。終盤惜しくもサーブミスがあり、１９－２１で後がなくなりました。セカンドゲームは相手にも余裕が生まれ、ことごとくスマッシュを打ちこまれ１１－２１と差をつけられて敗れました。スピードやパワーを受けきれる守備力が不足していました。もう１名は長野高校と対戦しました。こちらは長い試合でした。互いにラリー能力があり、長いラリーが多くありました。１ゲームずつを取り合って迎えたファイナルゲームでは、相手に少し疲労の色が見え始め、徐々にラリーの主導権が握れるようになっていきました。終盤は体力勝負のようになりましたが、最後までラリーを続け２１－１６で勝利。試合後はまだ準決勝が残っているにも関わらず、感極まっていたようです。入賞できたことが本当に嬉しかったのだと思います。
準決勝は大阪緑涼と対戦。ゲーム開始から相手に走られてしまい、１１－２１とあっさりゲームをおとしてしまいました。セカンドゲームは疲労感漂うなか、最後の気力を振り絞って得意な長いラリーに持ち込みました。なんとか２１－１６でファイナルゲームに持ち込みましたが、最後はミスも重なり相手にリードを許す展開でした。終盤に連続ポイントで追いすがるも１８－２１で敗戦。入賞できた達成感もありますが、これからはⅠ部で戦わなければならないことを思うと、まだ技術面で不十分です。もっと練習して、Ⅰ部で戦える能力を身に着けたいと思います。