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2021年度 公立高校大会団体戦(決勝トーナメント) 結果報告

遅くなりましたが、昨年の11月23日に行われた公立高校大会団体戦の結果をご報告いたします。

男子 優勝 6連覇達成!

女子 優勝 前回大会の雪辱を晴らす!

 大阪府公立高校大会団体戦は今回で15回目となりました。無観客ではありますが、コロナ禍でも途切れることなく実施されました。

 山田高校は男女共に第1回大会から途切れることなく第1学区予選を突破して決勝トーナメントに15回連続で進出してきました。今回も男女共に決勝トーナメントに進出しています。今回、男子は6連覇を目指し、女子は昨年5連覇が途切れてしまいましたが今回はリベンジ優勝を目標にしての戦いになりました。昨年度から参加数増と、試合終了時刻などの関係で2複1単での試合形式になりました。


 女子の1回戦から大会が始まりました。相手は枚方高校で第1ダブルスは緊張からか普段の半分の力も出ていない感じで、あり得ないエラーを繰り返して第1ゲームを失いましたが、第2ゲームからは少しずつ落ち着きを取り戻し逆転勝ちしました。先々不安の残る初戦となりました。シングルスは少しモタモタしましたが、ストレート勝ち。この時点でチームの勝利は確定しましたが、初戦のみ第2ダブルスまで行うことになっており、メンバーチェンジをして臨みました。ここも自分たちの力をしっかり出してのストレート勝ち。枚方高校戦は3―0の勝利となりました。

 続く男子の1回戦の相手は佐野高校。1人Ⅰ部でプレーしている選手がいます。オーダーは第1ダブルス2年と1年を組ませたペア、シングルスは1年生、第2ダブルスは2年生ペアです。戦力を均等化するために近畿大会出場ペアを崩してのオーダーにしました。佐野高校のエースは第1ダブルスで出て来ました。第1ゲームこそ出来がイマイチで競りましたが、ここを取ると第2ゲームは順当勝ちでのストレート勝ち。シングルスもストレート勝ちで勝利を決めました。第2ダブルスは女子同様メンバーチェンジをしました。出だしからリードを広げてそのまま押し切るかと思わせましたが、徐々にエラーが増える展開となり逆転で第1ゲームを取られました。第2ゲームも流れは変わらずストレート負け。二人ともエラーが減らないという課題が露呈しました。結局、2―1での勝利となりました。

 女子の準々決勝の相手は山本高校。第1ダブルスはコンビネーションがイマイチでしたが何とかストレート勝ち。シングルスはしっかり戦ってのストレート勝ちで2―0の勝利となりました。昨年はこの準々決勝で負けたので、ひとつ山を越えることができました!ほっと一安心です。

 男子の準々決勝の相手は枚方津田高校。第1ダブルスが少しディフェンシブな戦いになってしまいましたが、ストレート勝ち。シングルスは順調に第1ゲームを先取しましたが、自分のエラーから自滅ぎみに第2ゲームを取られてファイナルゲームに突入。ファイナルは常にリードする展開で何とか勝ちきりました。やはり余分なエラーが出てしまいますが、それをカバーする運動能力とパワーで何とか勝利しました。これで2―0の勝利となりました!

 女子の準決勝の相手は三島高校。第1ダブルスはエース対決となりました。2ゲーム共に中盤まで競りましたが、終盤に抜け出してのストレート勝ち!近畿大会での経験も自信になっていたのか、1年生ながら最後まで動じずに自分たちから崩れることはありませんでした。シングルスは第1ゲームを攻勢に出て先取しましたが、第2ゲームで少し受けに回ってしまい接戦の末、落としてしまいました。ファイナルゲームは攻める姿勢をキープして戦うようにアドバイスして送り出しました。すると序盤からリードを広げ、そのリードをキープしたまま押切ってのファイナル勝ち。2―0の勝利となり決勝進出が決まりました!

 男子の準決勝の相手も三島高校。オーダーは準々決勝と同じ形です。第1ダブルスはやはり受けに回ってしまいましたがストレート勝ち。もう少し前に出てトッパンの形を作ってほしいです。この組合せはマッチしないのかもしれません。シングルスはエラーをしながらもここもストレート勝ち。2―0の勝利となり決勝進出が決まりました!


 先ず女子の決勝が始まりました。相手は予想通り四條畷高校。近畿大会にシングルスで出場している選手と1年生にシングルスの出来る強い選手がいます。山田高校としては第2ダブルス対決は有利と判断しているので、オーダーはガチンコ勝負にいきたいところです。ダブルスのオーダーはひっくり返して出しました。第1ダブルスに1年生のセカンドペア、シングルスに1年エースをぶつけ、第2ダブルスに2年と1年のペアで臨みました。オーダーが当たり、ガチンコ勝負になりました。第1ダブルスとシングルスが同時に始まりました。ダブルスは地力があるものの相手得意の低い展開に苦戦していました。インターバルで高く上げて打たせても大丈夫だから、低い展開は避けるようにアドバイスして送り出しました。この展開がピタリはまりました。こちらがジリジリとリードを広げる形になりストレート勝ちとなりました!隣でおこなわれたシングルスは同じ中学の同級生対決。中学時代は勝てなかったそうですが、高校に入ってからの成長を鑑みて、あえてシングルスでぶつけました。第1ゲーム序盤から激競りの展開になり延長ゲームに突入。お互いにゲームポイントを握りながら最後は相手に押しきられてしまいました。第2ゲームは序盤から少しリードを取り、追い付かれそうで並ばせない形でギリギリ押しきってファイナルゲームに突入。この間に第2ダブルスも始まりました。エース対決となった戦いですが、レシーブと前衛の強化に熱心に取り組んできた2年生が積極的に前に出て主導権を握り第1ゲームは圧勝、第2ゲームも少しずつリードを広げる展開の中、隣のシングルスがラリーをひいてリードを取る展開から見事に押切りファイナル勝ち!!!2―0の勝利となり昨年のリベンジとなる優勝となりました!第2ダブルスもほぼ勝ちを決めていた感じでした。シングルスは長いラリーに必死に食らいつき、粘り強く戦い抜きました。このチームは1年生が多く出場しており、まだまだ課題は山積していますが今後どこまで強くなってくれるか楽しみです。昨年、5連覇が途切れた時は悔しくて涙も出ませんでした。1年でタイトルを奪回して本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 女子の優勝が決まる少し前に男子の決勝が3面同時進行で始まりました。決勝の相手は勢いに乗って決勝まで上がってきた日新高校。山田高校のオーダーはシングルスに近畿ベスト32の2年エースを起用。第1ダブルスは2年と1年、第2ダブルスは2年セカンドペアという形になりました。第1ダブルスが快調に攻めまくって、先ず最初にストレート勝ちをおさめました。第2ダブルスが競りながらも第1ゲームを取り、第2ゲームを戦っている途中でシングルスがストレート勝ちを決めて優勝ポイントを上げました!大会6連覇を達成しました‼️男子も女子と同じく特定のメンバーに負担をかけずに勝ち上がって来ました。今回は層の厚さが強みだったと感じています。

 終わってみれば、男子が初戦で勝負が決まった後にメンバーチェンジして取られたマッチ以外は、1マッチも落とさない完全優勝に近い内容だったと思います。

 この後、2年生は修学旅行に向かいます、また12月上旬の2学期末試験から下旬の北摂大会個人戦、年明けには冬の大阪府大会と続きます。コロナ渦で無観客試合となり、保護者の皆様には選手たちの懸命に戦う姿を見ていただけないのが残念でなりません。このブログを通してお伝えできればと思います。またお子様との会話のきっかけになればとも思います。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

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