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2022年度 春の大会(第76回全国高校総合体育大会大阪府予選会 インターハイ予選)の結果報告 

2022年度 春の大会(第76回全国高校総合体育大会大阪府予選会 インターハイ予選)の結果報告 

団体戦

 男子 ベスト8 大阪偕星学園に惜敗し、ベスト4ならず!

 女子 ベスト16 四條畷学園から1ポイント奪うも、1-3の敗戦でベスト8ならず!

個人戦は善戦するも、入賞はならず。Ⅰ部出場者も健闘!

 新年度が始まり、4月末から春の大阪府大会が始まりました。山田高校としては、近畿大会出場を個人戦の大きな目標とし、団体戦では公立高校大会の男子7連覇、女子2連覇を目指していきたいと思います。

男子団体

 昨年度の夏の大会の団体戦結果より、今大会は第7シードに配置されました。初戦の泉北戦は3-0の快勝!初戦の硬さもあり、ダブルスで1ゲームを落とすも、ファイナル勝ちし、それ以外もストレート勝ちでした。続く香里丘戦は、ほぼベストオーダーで挑みました。こちらもしっかり戦えてストレート勝ちで3-0の勝利。ベスト16達成です。この日の山場と考えていた次の試合は刀根山高校との対戦となりました。刀根山高校は個人で近畿大会に出場した選手が1名おり、2複3単ではオーダー次第で厳しくなることも予想されました。こちらも近畿大会に出場したダブルス、それとシングルスも兼ねて出場した選手がおります。できればダブルス・シングルスともに相手のエースとガチ当たりしたいところです。万が一そこが外れたとしても第1シングルスをとれば3-2で勝利できるので第1シングルスをとりに行くオーダーで臨みました。オーダーは、ダブルスが外れ(こちらのエースが相手の2番手ダブルスと当たる形)、シングルスはガチ当たりとなりました。第1ダブルスと第2ダブルスが同時に開始。案の定、第1ダブルスは危なげなくストレート勝ちでした。第2ダブルスは相手のエースと当たり、1ゲームを奪い健闘しましたが、ファイナルゲームで最後に逃げ切られてしまいました。ダブルスは1-1です。第1シングルスが始まりました。相手はパワフルな選手でスマッシュを武器に戦うプレーヤーなのでこちらは受けに強い2年生をシングルスにあてました。お互い点の取り合いで延長ゲームを繰り広げるなど、一進一退の攻防でした。最後のファイナルゲーム、スマッシュ&ネットのラリーを制して勝利!2-1となりました。この1ポイントが非常に大きなものとなりました。第2シングルスが隣のコートで始まっていましたが、こちらはこれまで何度も対戦してきた相手で、主導権を握りながら戦うことができていました。1ゲームを先取し、隣でも第3シングルスが開始されました。こちらも危なげなく1ゲームをとり、インターバルの最中、第2シングルスが2ゲームも取って試合終了!結果、ダブルスを1つ落としたものの3-1での勝利となりました。3年生の存在感が際立った試合でした!ベスト8達成です!

 翌日に行われた準々決勝では、大阪偕星学園と対戦。オーダーは、シングルス勝負が厳しいと考えてダブルスをガチ当たりになるように第1ダブルスに3年エースペアを、第2ダブルスには2年生ペア、シングルスには3年生、第2シングルスに3年エースで臨みました。2面同時展開で、ダブルス2つが同時にスタートしました。序盤はお互いに点を取り合い、15点を過ぎる辺りまでは点差の広がらない展開でした。何とか1ゲーム目をとって相手にプレッシャーをかけたかったのですが、第1ダブルスは18-21と惜しくも先行され、第2ダブルスも延長ゲームに持ち込みましたが20-22と先行される苦しい展開となりました。セカンドゲームは相手も落ち着いてプレーし、こちらは少し力の差を見せられた感じでした。第1、第2ダブルスともに13-21、13-21と差をつけられて敗戦。自分たちの力をしっかりと発揮できはしましたが、力及ばずでした。第1シングルスは厳しいと予想していました。しかし、ここで3年生が意地を見せました。相手のショットにしっかりと対応して返球し、チャンスではスマッシュで思い切って仕掛け、こちらも1ゲーム目は互いに譲らない展開、延長ゲームに突入すると最後はネットインのラッキーもあって23-21で先取!望みをつなぎました。隣では第2シングルスが始まり、こちらは残るシングルスをすべて勝つしか道はありません。2ゲーム目、こちらに少しエラーも出始めて、決めに行く球や相手を揺さぶろうとする球がことごとくエラーになりました。16-21と2ゲーム目を落としてファイナルゲームへ。第2シングルスはやや点差をつけられて追いかける展開でした。ファイナルゲーム、中盤までは競り合う展開で、このまま点差が開かないようにと思っていた矢先、自らのエラーで16-19と相手に走られてしまいました。マッチポイントを握られてからも粘りを見せ追いすがりましたが、19-21と悔しい敗戦、となりの第2シングルスも2ゲーム目で健闘していましたが、ここで打ち切りとなりました。結果は0-3での敗戦となりました。今大会、男子はベスト8となりました。上位の私学相手に自分たちの力は十分に発揮しましたが、力及ばずです。府の大会としては3年生はこれが最後となります。夏の団体戦は今の2年生が主力として戦います。まだまだ3年生に頼り切っているところもあるので、自覚をもって自らを強化してほしいと思います。

女子団体

 女子は昨年の夏の大会でベスト16だったので、今回はベスト8懸けで四條畷学園と当たる厳しいトーナメントとなりました。初戦の吹田東戦では、団体戦出場機会のなかった3年生ペアもオーダーに入り、3-0の勝利でした。続く2戦目の東戦では、シングルスでファイナル負けとなり1ポイントを落とすも、第1ダブルス第2ダブルス、第2シングルスで取り返して3-1の勝利!シングルス出場の3年生も団体戦としては初めだったので少しエラーも多く自滅してしまった形でした。3回戦はベスト16を懸けて西高校と対戦。これも3-0のストレート勝ち!昨年から団体戦メンバーとして戦ってきており、場の雰囲気にのまれるようなこともありませんでした。4回戦はいよいよベスト8を懸けて四條畷学園との対戦です。大阪2位の強豪で、厳しい戦いが予想されました。オーダーは、3年エースと2年エースを組ませたダブルス、2年生ダブルス、3年生シングルスです。ダブルスはガチ当たりを避けるためにこちらはひっくり返しました。第1ダブルスは相手のペースについていけずにストレート負け、第1シングルスも同じくストレート負けとなりました。後がなくなりましたが、第2ダブルスが大健闘!1ゲーム目、相手のスマッシュにひるまずに前に出てレシーブすると、これがハマって15-8と先行!四條畷学園のダブルスから1ゲームを奪うと、2ゲーム目も競り合う展開、相手も硬さがとれて徐々に本来の力を出し、15-17とぎりぎりのところでもっていかれてファイナルゲームへ。いつもならここでしぼんでしまうのですが、今回は違いました。気持ちを切り替えて1ゲーム目と同様に前に前に出てレシーブし、思い切ってプレーできました。点差は開かずにどちらにころぶかわからない展開でしたが、最後に15-13と15点目を先にとったのはこちらでした!なんと2-1で勝利!1ポイントをとり、第2シングルスにつなぎました。第2シングルスと第3シングルスがスタートし、先に第3シングルスがストレート負けになりここで試合終了。負けてはしまいましたが、良いゲームでした!夏に向けて強豪校との距離を測ることができたと思います。女子は2年生が去年から団体メンバーとして戦ってきています。3年生が抜けてしまうのは間違いなくマイナスにはなるのですが、男子同様自覚をもって自分を強化してほしいと思います。

個人戦

 男女シングルスⅠ部

  山田高校からは男子5名、女子2名がエントリーしました。男子の3年生2名は昨年から1部エントリーしてきました。2年生3名は2部で入賞して自動的に1部になったもの2名と、今回初めてチャレンジする1名となります。女子は2名とも2年生で、昨年の2部の大会で入賞し自動的に1部にエントリーとなります。

 男子結果

 初チャレンジの2年生は、初戦から英真学園のエースと対戦となりました。やはり相手の壁は高く、ストレート負け。ショットやラリースピードに中々ついていくことができませんでした。残る2年生2名も、初戦の大阪偕星学園にストレート負け、初戦の布施工科高校にストレート勝ちするも続く英真学園と対戦して健闘するも18、19本でストレート負け。惜しいスコアですが、まだパワー面では差を感じました。3年生は初戦の関西福祉戦にストレート勝ちし、続く大阪偕星学園のエースと対戦。1ゲーム目はあっさりとられましたが、2ゲーム目に健闘!ベストパフォーマンスといっても過言ではないくらいの良いゲームでしたが残念ながらストレート負けとなりました。残る1名は初戦の摂津高校戦にストレート勝ちし、続く刀根山高校戦もストレート勝ち。ここまでは危なげなく勝利です。1年生の時から1部でベスト8を維持し続けるのも大した努力だと思いますが、やはり柏原高校の壁は高く、準々決勝では第1シードの柏原高校にストレート負け。男子はベスト8が最高成績となりました。 

 女子結果

 女子は初戦から厳しい相手でした。同じ2部の入賞から1部エントリーしている生野高校との対戦では、なかなか崩れない相手に対してこちらのスマッシュ等の武器もあまり効き目がなく、1ゲーム目こそ18本と健闘しましたが、2ゲーム目は13本と少し離されてのストレート負けとなりました。悔しいですが、技術的な部分で差を感じました。残り1名は初戦で花園高校と対戦。この相手は公立高校大会の個人戦決勝トーナメントでも対戦しており、そのときは長いラリーの試合の末にファイナル負けした相手でした。ショットの技術とラリー力のある選手です。こちらも、一発勝負にならないようにじっくりとラリーをしてチャンスが来るまで引っ張る作戦で臨みました。1度対戦していたことで、戦い方を考えて臨むことができたのが良かったかもしれません。相手のショットにも慣れ、じわじわ点差を広げると1ゲーム目は21-14で先取!うまく戦えました。2ゲーム目は互いに譲らず終盤まで点差のつかない展開でしたが、あいてのエラーにも助けられて21-18でのストレート勝ちでした!敗戦を糧にできたのだと思います。2回戦では第4シードの四天王寺高校と対戦。ここではさすがに相手のラリーやショットについていくのが精一杯で、ストレート負けとなりました。個人的にリベンジできたことは良かったと思います。女子は2回戦進出が最高成績となりました。

男女ダブルスⅠ部

 男子結果

 男子はチャレンジも含めて3ペアがエントリーしました。3年生1ペア、2年生2ペアです。3年生は1年生の時からⅠ部エントリーし、ベスト8を達成してきました。2年生は今回夏の近畿予選を見据えてのチャレンジとなります。3年ペアは初戦で上宮高校と対戦。団体戦では関西福祉高校と激戦を繰り広げており、厳しい戦いになることが予想されました。考査明けで体も十分ではない状況でしたが、そこは技術でカバーして何とかストレート勝ちでした。ところが、次の英真学園戦では大苦戦でした。ファイナルゲームにもつれると、体力面の強化不足が露呈し最後は接戦の末敗れました。2年ペアは千里高校、八尾高校とそれぞれ対戦となりました。千里高校にはストレート負け、八尾高校にはストレート勝ちするも、続く柏原高校戦ではストレート負けです。男子はベスト16が最高成績となりました。2年生は夏の近畿予選を見据えて、自分自身を強化してほしいと思います。

 女子結果

 女子は2年生2組のエントリーです。1ペアは昨年度運もあって近畿大会に出場できました。今年はどうかわかりませんが、2組とも近畿大会出場を目指して春を戦います。初戦は牧野高校、四條畷学園高校との対戦です。こちらは練習不足がもろに結果に影響しました。牧野高校戦では、ファイナルゲームの末に敗戦。単純なエラーも多く、体のキレもよくありませんでした。もう1ペアも四條畷学園と対戦しこちらはストレート負けです。スマッシュを受けきれず、レシーブ面で脆さがでました。どちらのペアもここで1勝できるかが大きかっただけに残念です。

男子シングルスⅡ部

 3年生1名がエントリーしました。力はあるのですがなかなか日によって波があるのでこれまで入賞を果たせていません。今回こそはと思います。2回戦は和泉高校、3回戦は北摂つばさ高校にストレート勝ちし、4回戦もストレート勝ち。この日は良く戦えていました。5回戦の守口東高校にもストレート勝ちし、この日を勝ち残ることができました。ここでベスト32です。日が変わって6回戦の茨木高校戦。少し硬さもありましたが、ストレート勝ち!スマッシュがよく効いていました。続く箕面自由学園戦ではラリー力のある相手でしたが、スピードのある球とテンポの速さを前面に押し出して戦いこちらもストレート勝ち!次は準々決勝です。相手は交野高校です。左利きで緩急のあるラリーをしてくる相手でした。スマッシュスピードも速く、カットと組み合わせられるとなかなか対応ができません。こちらもスマッシュで攻めたいところですが、ラリー中に先にエラーをしてしまうなど相手に気持ちの面でも余裕を与えてしまいました。残念ながらストレート負けです。ベスト8は本人の中でも個人戦で最高成績です。3年生最後の個人戦で自分の力はしっかり発揮できたように思います。

 女子シングルスⅡ

 3年生2名、2年生2名がエントリーしました。初日の5回戦を突破したのはこのうち3名となりました。2年生1名は、4回戦の市岡高校にストレート負けで敗戦。競ってはいたのですが、あと一歩勝ち切ることができませんでした。残る3名の6回戦はそれぞれ門真なみはや高校、日新高校、大阪いちりつ高校です。日を変えての6回戦、勝って次につなげたいところでしたが、3人とも敗戦。女子はこのところ2部での上位進出者が少ない状況です。夏はなんとかリベンジしたいところです。

 男子ダブルスⅡ部

 Ⅱ部へのエントリーは3ペアとなりました。3年生2組とフレッシュな1年生1組です。1年生は初めての大会ながら健闘しました。2回戦ではシード校を倒して3回戦へ進むと、勢いのままに3回戦、4回戦も突破!5回戦でシード校に敗れるも、ベスト32とまずまずの成果でした。3年生1ペアは初日で敗退、もう1ペアは初日を何とか突破するも、ベスト8を懸けた試合では大阪青凌高校にストレート負け。日が空いたことが良くも悪くも影響したのかもしれません。相手も弱くなかったですが、こちらも調整不足でした。最高成績はベスト16となりました。

 女子ダブルスⅡ部

 Ⅱ部へは4ペアがエントリーしました。今回こそは入賞を狙う3年生、校内戦を勝ち抜いた2年生2組、短い練習期間で実力を発揮して出場権を得た1年生ペアです。初日の5回戦を突破できたのは2ペアとなりました。2年生2組は、共に4回戦で敗退。残念です。3年生は順当にファイナルゲームになる試合もありましたが勝ち抜けて6回戦に進みました。また、1年生が初めての公式戦で緊張することなく力を発揮、5回戦ではページシードの山本高校に競り合いながらもストレート勝ちをおさめ、6回戦に進出です。3年生は6回戦で上宮高校と対戦。緊張からかエラーもありましたがストレート勝ちでした。次にベスト8を懸けて生野高校と対戦、勝敗を意識しすぎたのかここでもエラーが出て思うようなプレーができず、ストレート負けでした。1年生はフロアに到着するのが遅く、十分アップしきれていない状況の甘さを指摘し、指導しました。吹っ切れたのか、無我夢中で戦い6回戦は第2シードの牧野高校をファイナルで撃破。敗戦も覚悟していただけに驚きました。しかし、続く清水谷高校との試合では打ち合いの中でこちらがレシーブしきれずにファイナル負け。試合結果以上に内容には差があったように思います。バックハンドでのレシーブが課題です。夏に期待したいところです。女子も最高成績はベスト16となりました。

 新年度は4月から5月に府大会、中間考査や体育祭を挟んで6月には3年生の引退試合となる北摂大会へと突入します。じっくり練習する期間がまともに取れない中で調整しなければなりませんが、頻繁に練習に参加してくれるOB・OGの方や3年生のためにもできる限りのことをやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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