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2022年度 第25回 北摂高校バドミントン大会(団体戦)の結果報告 

2022年度 第25回 北摂高校バドミントン大会(団体戦)

 男子 準優勝 決勝で英真学園高校に惜敗し優勝ならず!

 女子 第3位 準決勝で成蹊女子高校に、0-2の敗戦。

 女子Cは全勝で予選突破!男子Cもあと一歩で予選突破を逃す。

 男女Bは予選リーグで第1シードに惜敗。悔やまれる抽選...

 北摂高校バドミントン大会は山田高校バドミントン部では3年生の引退試合という位置づけです。また、普段なかなか府の大会に出場することができない3年生や1・2年生も参加でき、団体戦でチーム一丸となって戦います。今年度も何とか開催され、規模はコロナ渦以前より縮小されているものの、各校男女ABCの3チームまでエントリーすることができます。また、予選リーグの1位のみが決勝トーナメント進出となります。

 山田高校も男女各ABCの計6チームでエントリーし、まずは予選リーグを戦います。予選リーグは事前抽選で対戦校が決まるのですが、男子Aチームは昨年準優勝し春の府大会団体戦でもベスト8に入ったため第2シードとなります。女子も昨年準優勝、春の府大会でベスト16となり第5シードとなりました。男女BCが抽選となるわけですが、この抽選が凶と出ました。3年生のいる男女Bチームが、共に昨年優勝校の第1シードがいるリーグのくじを引いてしまいました。予選リーグは1位のみが決勝トーナメント進出となるため、予選突破が非常に厳しくなります。Cチームはそれぞれ第10リーグとなり、予選突破の可能性もあると思われます。

予選結果

 男子Aチームは全勝で危なげなく予選突破です。女子Aチームも同様、決勝トーナメント進出を決めました。男子Bチームは、初戦の池田Bに勝利するも、2戦目の英真学園Aに敗戦。ここではかなり力の差があったように思います。女子Bも、初戦の大阪高校Bに勝利するも2戦目の成蹊女子Aに敗戦。Bチームの3年生の最後の試合となりましたが、残念な結果となりました。男子Cは初戦の北野高校から勝利をもぎ取り、予選通過の可能性を残しましたが、2戦目の大冠Aに1-2で惜しくも敗戦。3戦目の春日丘Bに3-0で勝利しただけに、2戦目が非常に悔やまれます。女子Cは初戦の東淀川高校Aに競り勝つと、続く北野高校にも勝利、最後の芥川Bにも勝利して全勝の1位通過となりました。2年生のダブルス、シングルス、1年生も競り合いをモノにし、総合力での予選突破です。これには驚きです!予選突破は男女A、女子Cの3チームとなりました。

決勝トーナメント

 6月18日(土)に刀根山高校で男子決勝トーナメントが行われました。決勝トーナメントもシード校以外は抽選となります。山田高校の初戦は1回戦を勝ち上がってきた千里Bとなりました。ここでは2年生ペアと3年生のセカンドペア、3年生のシングルでのぞみました。危なげなくオールストレートの3-0で勝利です。2戦目の相手は箕面自由学園Aです。相手はシングルスにパワフルな選手がいたので、こちらもシングルスに3年生のエースを置くオーダーにしました。3年生の急造ペアと先ほどの2年ダブルスで、どちらか1本を狙います。ダブルスでは1ゲーム目を先取されるも、2ゲーム目、3ゲーム目は落ち着いてプレーし逆転勝ち、続くシングルスは珍しくエラーが出ており、少し不安要素も残しながらストレート勝ち。2-0で準決勝進出です。準決勝では刀根山高校Aとの対戦を想定してオーダーを考えていましたが、英真学園Bが接戦をものにして勝ち上がってきました。Bチームながら府大会Ⅰ部出場者もおり強敵です。こちらは2年エースペアと3年エースをシングルスにおく先ほどの形です。なにがなんでもシングルスをとりに行きました。ダブルスは持ち前の勢いで序盤から先行し、2ゲーム目こそ延長ゲームにもつれましたが最後は逃げ切りストレート勝ち!勢いをもたらしました。シングルスはやはりパッとしません。体力面も気になるところでしたが、意地でストレート勝ち!2-0で決勝進出を決めました。最後は英真学園Aとの対戦です。昨年もここでやられました。何とかリベンジしたいところです。オーダーは今日のシングルスの出来から考えて、また、本人たちがこれまで磨いてきたダブルスのパワーに懸けたいという思いもあり、3年エースダブルス、3年シングルス、2年エースペアという布陣で挑みました。相手もそれを察してか、エースペア、セカンドペアとダブルスに重きを置いたオーダーでした。完全にガチ当たりとなりました。

 第1ダブルス、序盤は相手の勢いにのまれました。リズムや流れを作る前に先行され、あっという間に10-15と先取されてしまいました。しかしただでは引き下がりません。セカンドゲーム、徐々に自分たちのプレーが出始めると、勢いも出てきました。小柄ながら後衛からのアタック力や前衛の叩き込みを時間をかけて強化してきました。セカンドゲームはそれが生きて15-12で奪い返すと、ファイナルゲームは一進一退の攻防、でも最後まで自信と気持ちを強く持ってプレーし、15-12で逆転勝ち!みんなに勇気を与えてくれるような2人の姿にチームも活気づきました。シングルスは相手のプレーに食らいついて粘りましたが、12-15、10-15とストレート負けでした。決着は第2ダブルスにゆだねられました。2年生エースペアも、3年生に食らいついて懸命に練習してきました。早い展開にも慣れています。1ゲーム目は互いに点を取り合う展開でいきなり延長ゲームにもつれこみました。どちらに転んでもおかしくない流れでしたが、14-16と先行を許し後がなくなりました。いつもならここで萎んでしまうのですが、今日は違いました。二人で1ゲーム目よりも声を出して盛り上げると、徐々に攻撃も決まり始めて15-11でファイナルゲームへ。最後の最後まで勝利を目指します。ファイナルゲーム、意地と意地で戦いましたが、ぽろぽろとバックハンドからのラケットエラーやレシーブミスが響いて10-15と惜しくも敗れました。あと一歩のところで優勝には届かず、今年も準優勝となりました。残念です。

 6月19日(日)は山田高校で女子決勝トーナメントが行われました。男子同様シード校以外は抽選となり、女子Aは春日丘Aと、女子Cは大阪Aとの対戦となりました。女子Cはダブルスを2本とるのは厳しいと考え、オーダーはダブルスをひっくり返して、シングルスに2年生をもってきました。相手の戦力が読めない中での最良の策と考えます。第1ダブルスは1年生ペアで臨みましたが、なかなか思うようにプレーできずに惜敗、隣でシングルスが始まりました。シングルスは相手の球によくついていき、エラーも最小限に抑えて2-0の勝利。これで1-1となりました。第2ダブルスは狙い通り、こちらは2年生のダブルスで挑みます。練習で取り組んできた前衛がよく機能していました。2-0での完勝です。これで2-1となり、初戦を突破できました!続く2戦目はシードの英真学園との対戦です。相手は強敵なので、こちらはベストオーダーで臨みました。第1ダブルスは相手の強い球になれるまでに点差がつき、後半で追い上げるも0-2のストレート負けです。フットワークのスピードやラリーのテンポが不足していました。シングルスでは、スマッシュやクリアーをかろうじて返球するのがやっとでした。球の強さやこちらもフットワークスピードで上回られている感じです。2ゲームとも健闘しましたが0-2のストレート負けです。山田Cとしてはやれるだけのことはやったと思います。

 女子Aチームは初戦で春日丘高校と対戦、左利きがいるペアとのゲームは相手の勢いに序盤は劣勢でファーストゲームを失いましたが、セカンドゲームからは徐々に配球に工夫も見られ、綱渡り状態でしたが逆転でファイナル勝ちとなりました!続くシングルスは安心したのか、まずまずの入りでストレート勝ちでした。第2ダブルスも同様に3-0と初戦を突破です。2戦目は茨木高校で、第1ダブルスで苦戦するかと考えていましたが、ここもしっかりと戦ってストレート勝ちでした。先ほどとオーダーは変更しており、第1ダブルスに2年エースペアで臨んだことが吉と出たようです。シングルスも2年生でしたが、安定した試合運びでストレート勝ち。ベスト4を決めました。今年は春の大会団体戦でベスト16であったため、北摂大会のシードでは第5シードとなりました。よって、準決勝では第1シードの成蹊女子高校Aとの対戦です。ここが最大の山場だと思います。オーダーはかなり悩みました。顧問団、3年生リーダーとも相談し、最後はシングルスを2年のエースに、残るメンバーで最大限の力が発揮できるような3年2年ペアのダブルスで挑みました。準決勝は3面で同時にすべての試合が始まりました。相手の仕上がりは想像以上で、開始から迫力で押され、15点のショートゲームでしたがファーストゲームをあっという間に落としてしまいました。シングルスではそこそこラリーができたものの、パワー不足が否めません。ダブルスでも相手の球に慣れるまもなくやられた感じです。こちらのエースダブルスがセカンドゲームで磨いてきたレシーブからの攻撃を見せ、1ゲームを奪取。ただでは引き下がりません。しかし、ファイナルゲームの最中、隣で行われていた第2ダブルスとシングルスが決着。0-2での敗戦となりました。悔しいですが、完敗といわざるをえません。入賞は果たしましたが、最大の壁を突破することは叶いませんでした。

 引退を懸けた3年生の最後の試合、やはり3年生らしく堂々と、最後まで諦めることなく、そして鬼気迫る表情で戦い抜いてくれました。ここ数年はコロナで観戦していただくことができず残念でなりませんが、後輩たちに姿勢を示してくれたと思います。夏の大会では近畿予選、団体戦など暑い中での厳しい戦いが待っています。新チームでスタートをきり、戦える集団になっていきたいと思います。

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