12月16日(土) 公立校大会予選

 今日は公立校大会の予選である。会場は大塚高校。翠翔が属する南Bゾーンは、大塚高、懐風館高、翠翔の3校リーグで、上位2チームが明日の本戦トーナメントに出場できる。

 ○第1試合(VS大塚高校) 7-25,22-25 で敗戦

 天下の大塚高校と第1試合から対戦することになった。体育科があり、男子は全国大会の常連校、女子も何度も全国大会に出場している強豪校である。翠翔のコンビバレーが果たして通用するのか、大きな不安がよぎる中、第1セットが始まった。大塚チームはアンのサーブを難なくカットし、Aクイックが決まる。あまりの速さにセンターサクが対応できていない。相手サーブも強烈で、カットがアンに返らず、いきなり0-7と走られる展開になってしまった。力の差が歴然としている事はゲームを始める前から分かってはいたが、これ程までとは思わなかった。「蛇に睨まれた蛙」状態で、1セット目を落とす。セット間の休憩の間、「もうちょっとリラックスしたら?」としか声をかけることができなかったが、悔しさがレンをはじめレギュラー陣の目に浮かんでいる。第2セットが始まった。立ち上がり2-6とリードを許す。やはり翠翔のバレーは大塚に通用しないのか、と私自身も諦めかけていたときに、コウが豪快なブロックを決めてくれた。これを機に、スイのサービスエース、センのライト攻撃などで6-6の同点に追いつく。相手にもミスが続き9-7と逆転。その後ゲームは一進一退が続き、終盤22-22までもつれるも、最後はサービスエースを決められ試合に敗れた。

 ○第2試合(VS懐風館高校) 25-9,25-13 で勝利

 翠翔の2試合目の相手は、懐風舘高校。この前の試合で大塚高校が懐風舘高校に勝利していたので、大塚高校の1位抜けは決定した。この試合で勝利した方が2位抜けとなり、明日の決勝トーナメントに進むことが出来る。大塚高校との2セット目に善戦できたことが自信になったのか、試合前に翠翔チームはいつになく明るいムードが漂っている。1セット目、サービスはアンから。いきなりサーブポイントを獲る。サク、コウの速攻や、セン、レン、スイの移動攻撃も面白いように決まる。最後はピンチサーバーイチのサーブポイントで締め勝利できた。2セット目もこのムードを維持でき、2位を確保、明日のトーナメント出場を決めた。

 結果、1勝1敗ではあるが、大塚高校との2セット目に善戦できたことで選手たちは何かを得たようだ。朝と明らかに顔つきが違っている。この得た何かを明日も活かして決勝トーナメントに臨もうではないか。

 最後になりましたが、毎回応援に来ていただいている翠翔部員のご家庭の皆さま、応援ありがとうございました。今日の試合で翠翔チームは1段階段を上がれた気がします。明日も頑張りますので、今後とも翠翔女子バレーボール部の応援とご協力をどうかよろしくお願いいたします。