12月17日(日) 公立校大会決勝トーナメント

 公立校大会決勝トーナメント戦の南Bゾーン2位は、会場が登美丘高校だ。バブリーダンスで今年全国的に有名になったダンス部を有する登美丘高校はどの運動部も成績が良く、活気がある学校である。そして翠翔の1回戦の対戦相手は戦前の予想通り汎愛高校となった。汎愛高校は昨日の大塚高校と同じく体育科を有する学校で、全ての運動部の実力が高い。女子バレー部も常時1部に属している強豪校である。翠翔にとっては昨日今日と強豪校との試合なので、まず勝たしてはもらえないだろうが、勉強に、かつ刺激になる。

 ○第1試合(VS汎愛高校) 23-25,18-25 で敗退

 試合前の合同練習のとき、翠翔部員の表情が昨日と明らかに違う。昨日は「大塚」のネームバリューに緊張と動揺が隠せなかったが、今日は伸び伸びと練習出来ている。今日は良い試合ができそうだ。相手のサービスで第1セットが始まった。スイのオープン攻撃が難なくレシーブされ、汎愛エースのレフトスパイクが強烈に決まる。やはり強い。守備・攻撃共にしっかりと鍛えられている。翠翔もセンのオープン、速攻などで3-3と追いつく。ここでスイ、センの好サーブが相手レシーブを乱し9-4とリードできた。相手チームは堪らずタイムアウトを要求された。大塚効果ともいうのであろうか、今日は立ち上がりから攻めに攻めている。しかし地力に勝る汎愛高校はすぐに追いついてくる。終盤までもつれて23-23となったが、ここで翠翔に2本連続ミスが出て、結局1セット目を23-25で落とす。2セット目は翠翔が追いかける展開で中盤まで15-15と競り合いが続いたが、ここで翠翔にミスが連続し、相手に7連続得点を与えてしまいゲームセット。健闘はしたが、悔いの残る敗戦となった。

 トーナメント戦であるので、この敗戦で翠翔の公立校大会は終りを迎えた。今日は勝利に手が届くところまで行きながら、勝ちきることができなかった。一体何が足りなかったかを認識し、次の大会に向けて改善していかなければならないだろう。「惜しかったね」ではなく、「勝てたね」と言ってもらえるよう頑張っていきたい。ちなみに今日のトーナメントは汎愛高校が勝ち残り、ベスト8に名乗りをあげられた。

 最後になりましたが、2日間応援に来ていただいている翠翔部員のご家庭の皆さま、応援ありがとうございました。次の新人戦2次予選に向けて頑張りますので、翠翔女子バレーボール部の応援とご協力をどうかよろしくお願いいたします。