132期 横地 陽笑 さん
プログラム
トビタテ!留学JAPAN(イギリス)
日程
平成30年7月22日~8月5日 ※2年生
主催・行事名
文部科学省
研修内容、感想
文部科学省主催の、留学支援奨学金制度「トビタテ留学JAPAN」に応募し、それを利用して、イギリス・ロンドンへ2週間の短期留学に行かせていただきました。
滞在中は、ロンドン市内の語学学校のプログラムに参加していました。平日の午前中にはロンドン市内の観光地を語学学校の生徒と一緒に散策し、午後からはレベル別のクラスでオールイングリッシュの授業を1日当たり3時間受講します。休日には、リゾート地・ブライトンへの1日遠足や、ホストファミリーとの交流などの時間となりました。午前の観光では、ロンドンの歴史ある街並みを感じつつ、日本とイギリスの社会システムのギャップが感じられる、フィールドワークができたと思います。特に、街中に普及するキャッシュレス決済やICTの技術を生で観察できたのは貴重な経験でした。移動中には、他の生徒と自己紹介をしたり、お互いの国の文化を伝えあったりすることができました。
授業は、ワークシートやミニゲームを、周りの生徒と協力して行います。ホストファミリーとの交流の中では、イギリスという国や国際情勢について、イングランドの一人の住民の生の意見を聞かせてもらうことができました。また、トビタテの活動の一環として、日本の文化を紹介するアンバサダー活動を行いました。日本のカレーを調理し、ホストファミリーに振舞うととても気に入ってくれて、カレールーを日本から送ってほしいと言もらえました。別れ際には、ホストファミリー全員の名前に漢字をあててプレゼントしました。
実は、外国にホームステイをする経験は、これが2回目でした。1度目は中2のときで、全くコミュニケーションをとれず、悔しい思いをしました。でも今回は、その時の挫折を生かして、少しの時間も無駄にしないように心がけ、何度も粘り強く英語で話しかけることができました。中2の時からの成長も感じられましたが、欧州圏の同年代の生徒には、英語の流暢さが全く及ばず悔しい思いもしました。日本の英語教育の強み・弱みも感じられたので、これからの英語の学習に生かして生きたいと思います。
また、この「トビタテ留学JAPAN」は、留学を単なる海外滞在に終わらせず、何らかの学びに昇華することができる、とても意味のあるプログラムだと思います。選考などには少し時間のかかる部分もありますが、私はこの制度のおかげで様々な面で成長できたと思います。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。