第5回校内研究ワーキング南河内地区

 平成251125日に富田林消防本部において、第5回南河内地区校内研究ワーキングを行いました。全体の進行は、ワーキング・スタッフである河内長野市教育委員会の坂本由美指導主事が担当しました。

 まず、「ミニ実践報告」として、藤井寺市立藤井寺中学校、河内長野市立楠小学校、松原市立布忍小学校の3校から、実践報告がありました。全国学力・学習状況調査の結果分析を授業改善に生かす取組や、校内研究の充実のための取組についての報告でした。その後、それぞれの参加者が、前回のワーキングを受けて取り組んだことや、配付した学力調査の分析ソフトを活用して取り組んだことなどについて、グループで交流しました。

 次に、太子町教育委員会の矢野敦則指導主事から、「研究のまとめと評価」について講義を行いました。今年度の校内研究の成果と課題を整理して、次年度につなげるための方法についての内容でした。そして、羽曳野市教育委員会の小林弘典指導主事による、研究のまとめと評価を討議するための模擬校内研修を行いました。アンケートなどを活用しながら、具体的なデータに基づいて研究を評価することの重要性や、次年度の取組への準備を進める必要性について考えることができました。

 最後に、それぞれの学校で行っている校内研究のまとめの方法や、ワーキングを受けて今後取り組めることについてグループで交流し、一人一人が「私の行動計画」を書きました。

 「子どもの変容について数値化し、研究を評価したい。」「今年度の成果と課題を踏まえ、次年度の研究の方向性を確認したい。」など、全ての参加者が学校のことを真剣に考えた行動計画となりました。

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