平成27年8月3日(月)、松原市役所において「第2回南河内地区授業改善校内研究ワーキング」を開催しました。
今回のワーキングでは、
・参加校からのミニ実践報告(2校)
・各校の取組や校内研究の進捗状況に関する中間報告会
・校内研究体制の振り返りや学習評価をいかした授業改善
などについて、講義も交えながら協議を行いました。
実践報告の1校めからは、教職員が年度当初にKJ法を用いて「めざす子ども像」を定め、具体的な子どもの姿を設定し、単元や毎時間のねらいを明確化することで、指導の改善につなげているという取組が報告されました。続く2校めからは、「考えを伝え、学びあいのある授業づくり」をテーマとし、全教職員の意思統一を図りながら授業スタンダードづくりを進めていることや、グループ学習に力を入れて取り組んでいる様子が報告されました。
中間報告会では、それぞれが持ち寄った資料を提示しながら、校内研究の進捗状況や、直面している課題、今後の方向性などについて話し合いました。また、その後の講義や演習を通して、
・「具体的な子どもの姿(判断基準)」を明確化する
・その姿へ到達させる「支援の手だて」を考える
など、「指導と評価の一体化」を進める重要性について認識を深めました。夏季休業中の1日でしたが、たくさんの先生方が参加し、真夏の熱気に負けない、熱い議論が交わされました。