平成26年9月4日(木)、富田林市消防本部において、南河内地区授業改善校内研究ワーキング・中間報告会を開催しました。
長期休業後の授業再開間もない時期でしたが、今回は小学校26名、中学校27名の合計53名の参加がありました。また、スタッフは府教育センター2名、南河内地区市町村教育委員会スタッフ7名で行いました。
今回は、
・参加校からのミニ実践報告
・1学期の校内研究の取組等の情報交換・目標に準拠した評価をいかした授業づくりについての講義
・校内研究担当者としての行動計画作成
の4点について実施しました。
実践報告では、南河内地区ワーキング参加小学校より、研究討議会の持ち方について、実際の討議会の様子を撮影したビデオを用いたお話がありました。拡大した指導案に、参観者が成果と課題について2色の付箋を貼っていき討議の柱を決める手法は、大変参考になりました。
情報交換では、参加者が持参した「1学期の進捗状況」「SE通信」「児童の実態調査分析結果」等の資料を提示しながら、明確化・共通理解・成果と課題の検証を観点として話し合いました。それぞれの学校の取組の内容について、参加者は真剣に記録していました。
また、行動計画の作成では、「研究授業や討議会を通し、研究目標について共通の理解を図りたい」といったものや、「どの授業でも、生徒が考え友だちと話し合う活動場面を設定する」など、各校の1学期の進捗状況に沿った具体的な計画を多く見ることができました。
2学期以降、多くの学校が研究授業を実施予定です。授業改善や校内研究が日常的・組織的・計画的に推進されるよう、よろしくお願いします。