平成25年11月27日に吹田市立教育センターにおいて、第5回三島地区道徳教育ワーキングを行いました。
まず、今までに行われた各校の校内研修の報告を中心に交流を行いました。読み物資料別に担当者を設定して複数の学級で授業を展開している様子や外部講師を招いて授業実践の研究を進めている様子など、それぞれの学校の体制やめざす子どもの姿に応じて工夫している内容が紹介されました。
次に、道徳教育の全体計画や年間指導計画の検証・改善に向けての講義を行いました。改めて、学校の実態に即した計画の立案や見直しの必要性を確認しました。
その後、模擬授業を行いました。中学校ワーキング参加者が、読み物資料『カーテンの向こう』を用いて、発問を重ねながら授業を展開しました。模擬授業実施後は、参加者全員で資料分析を行い、討議を行いました。そこでは、ねらいに迫れていたかということについて、発問や展開を具体的に深めることができました。特に生徒の思考をうながす発問のあり方や切り返しの発問の重要性について活発に意見がかわされました。
次回の第6回は、授業映像等を使った授業実践の紹介や「道徳教育ワーキングのまとめ」を持参しての交流を行う予定です。