12月7日(金) 東大阪市立盾津東中学校

東大阪市立盾津東中学校では、昨年度より数学を通して「分かる授業づくり・魅力ある授業づくり」を研究テーマに、生徒の学力向上と教員の授業力向上に取り組んできました。特に教職経験の少ない教員の多い本校では、授業力向上が喫緊の課題となっています。

 今回は新任4年目の教員が、「基礎基本を大切にし、生徒の主体的な活動を通して自ら考える力を育てる」という研究主題のもと、1年生数学の「比例・反比例」の授業に取り組みました。研修当日まで教科をこえてたくさんの教員が指導案検討会や事前授業に参加し、いかに生徒の主体性を引き出し、比例・反比例について理解を深めさせることが出来るのか検討を繰り返しました。

当日の授業では比例を利用してメダルの数を知る方法や、一定な紙の重さが面積に比例していることを使って大阪府の面積を求める等、身の回りにある事象に比例関係を利用することの良さを見出せた生徒がほとんどでした。また班での作業や意見交流・教え合い等、協力して課題に取り組む姿を見ることが出来、評価の高い授業になりました。

 本校では経験年数や教科に関係なく、日頃から授業見学をして、お互いで評価・アドバイスすることを推奨しています。今後も常に研究テーマを追求する教員集団であり続けたいと思います。

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