６月１２日（月）～１６日（金）HANAZONO進路探究プログラム

『ＨＡＮＡＺＯＮＯ探究プロジェクト』のもう一つの企画として、２,３年生対象に「ＨＡＮＡＺＯＮＯ進路探究プログラム」という企画が先週１週間実施されました。これは社会や世界の課題に自ら触れ、そこから課題を見つけ、その課題を解決するための自分の進路を見定めるプログラムになっています。

実際に大阪市立大学や東大阪の地元企業、地域の保育施設や特養老人ホーム、小学校などに行き、課題を探し、その課題を解決するためのアクションを起こすという魅力的な企画です。

懇談週間ということもあって、午後からは授業がないため、８種類のプログラムが１週間いろいろな場所で実施されました。いろいろな興味がある生徒はたくさん申し込んでいたり、自分の進路に直結するためのプログラムに参加する生徒がいたりで、延べ人数は１３０名にもなりました！

初めての試みなのでどんなことになるのだろうと不安もありましたが、そんな心配は全く必要ありませんでした！実際参加した生徒の様子は、どれも生き生きとした表情で、いろいろ感じていることや学んだことも多かったのだろうな、とこちらにも感じとることができました。

小学校で出前授業をしたグループの感想では、「たった一つの授業を作って教えるという大変さと、全員に興味を持ってもらえる授業にしなければならないという難しさを肌で感じた。また、自分の話したいことを上手にまとめあげる言語能力が自分にはまだまだ足りないので、大学でもっと勉強していって、自分の言葉で伝えたいことをしっかりと伝えるようになりたい」という自分の発見とともに、これからの自分の課題にも結び付けられた感想が多かったです。

それぞれのプログラムのまとめはこれからですが、このプログラムが自分の進路、自分の未来を拓くきっかけになり、日本と、世界とつながっていけるようなステップを今後考えていきたいと思っています。

ご協力いただいた企業や施設、小学校などには、貴重なお時間をさいていただいて本当にありがとうございました。

（探究プログラム担当）

【環境コース】（大阪産業技術研究所）