パラリンピアンが来校されました

大阪府の「オリ ンピアン・パラリンピアン派遣事業」に知的障がい部門中学部と肢体不自由障がい教育部門高等部が応募して当選することができました。

11月11日(木)女子車いすバスケットボール選手として現在活躍中の

網本 麻里(あみもと まり) さんが来校してくださいました。

網本選手は大阪府大阪市 出身で本校の近くを車でよく通るとおっしゃっておられました。2008年にはアメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアとの親善試合で日本で唯一の優秀選手に選ばれるとともにチーム最年少の 19 歳で北京パラリンピックの代表となりました。チームはで4 位の結果を残されました。また、 2011 年、車椅子バスケット女子 U25 世界選手権大会のメキシコ戦で 51 得点し、
1 試合得点の女子世界記録をつくられ、その記録はまだ破られていないそうです。

現在は、来年予定される東京オリンピックを目標にして練習し、海外のチームでも実力を磨いておられるとのことでした。

当日は体育館にて、ご自身の障がいのことや、車いすバスケットボールのルールや魅力等をクイズ形式をとりいれながら楽しく講話をしていただきました。

そのあとは、競技用の車いす体験をさせていただきました。最初は希望する生徒がわずかでしたが、どんどんとやってみたいと思う生徒たちが増えてゆき、大多数の生徒や教員も体験することができました。私も体験しましたが、なかなかうまく進まず、バック走法がとくに難しかったですが貴重な体験となりました。

網本選手によるドリブルやシュートの実演もしてくださりました。車いすをトップスピードでドリブルして自由自在に操り、目の前を駆け抜けてゆきながらシュートを決める姿は圧巻で、生徒たちからも大拍手が起こっていました。