<4月8日(月)着任式と一学期始業式>

〇4月8日(月)午前9時20分より、新2・3年生を対象に着任式及び一学期の始業式を行いました。

〇着任式では、新たにお迎えした教職員の方を紹介しました。

〇また、始業式にあたり、以下の概要のお話をしました。

○令和6(2024)年度一学期始業式に当たり、皆さんに2点、話をします。1点めは「新年度に当たって」、2点めは「新入生を迎えるに当たって」です。

○三学期終業式に、始業式まで一カ月以上の長期の休みがあること、この期間に疲れた体や心をしっかりと休めることをお願いしました。皆さんは、しっかりと休めましたか。何か発見したり、考えたことはありますか。

○私は、「世界は経営でてきている」(岩尾俊平(いわおしゅんぺい)著)という本を読みました。鳩「日常は経営でできている」で始まり、15章の「貧乏・家庭・恋愛・勉強・虚栄・心労・就活・仕事・憤怒・健康・孤独・老後・芸術・科学・歴史は経営でできている」と続き、終わりに「人生は経営でてきている」があります。

○印象に残ったのが、終わりに、にある「人間とは、価値創造によって共同体全体の幸せを実現する「経営人」なのである」との言葉です。

○自分自身が行動をする中で価値を生み出しているのか、それが学校、自分の家族や社会の幸せにつながっているのかと考えました。よければ、生徒の皆さんも自分の行動について考えてみてください。

○今日から新年度です。68期生は最上級生である3年生として、69期生は2年生としてのスタートです。新しい年度の目標を掲げ、行動してください。新たな気持ちでこの一年を過ごしてください。

○3年生(68期生)のみなさん。今年度は高校生活の仕上げとともに、進路実現の年になります。この一年間を、最後まで、どのように過ごすのかが、問われます。目標をしっかりと持ち、計画的に行動をしてください。焦ったり、つらいときがあれば、友だちと支えあったり、保護者の方、先生に相談をしてください。学校行事や部活動等、全てに「高校生活最後」ということばがつきます。日々を大切にしてください。

○2年生(69期生)のみなさん。2年生は系・コースの科目や選択科目の学習が始まります。学習にしっかりと取り組むとともに、進路の目標を見つけてください。学校行事や部活動において、3年生の思いや伝統を引き継ぐとともに、後輩の面倒を見てください。修学旅行などの大きな行事において、クラス・学年で協力して、行事に積極的に取り組んでください。規律ある学校生活を送ってください。

○午後には、70期生320人が、皆さんの後輩として入学してきます。そのうち日本語指導が必要な新入生が16人入学します。皆さんは、自分自身が入学したときのことを思い出してください。不安の一方、新鮮な気持ちがあったとおもいます。そのときの気持ちを思い出して、新入生を支援してください。皆さんが日頃から頑張っている姿をみせることが、新入生にとり何よりの支援になると思います。後輩を支援することにより、皆さんが成長することを願っています。

○春休みに部活動で学校に来ているひとをたくさん見ました。3月24日、吹奏楽部の学内コンサートに行き、頑張っている姿をみせてもらいました。皆さんが校内に飾った花は、こころを豊かにしてくれます。

○今年度、東淀川高校は70周年の記念すべき年になります。皆さんが、誰もがいきいきと、気持ちよく学校生活を送ることができる東淀川高校を創りあげることを期待しています。