選手権大阪大会3回戦。

 土曜日は選手権大阪大会3回戦 vs泉北高校戦でした。

この3回戦からJ-Green堺での試合でいつもと違った雰囲気に緊張して思うようにプレーできない選手が何人もいました。しかし、ボールを触っているうちに徐々に慣れはじめボールを落ち着かせることもできはじめました。

前半開始10分、サイドからの攻撃がなかなかできずにいましたが、中に入り込んで逆サイドでボールを受けたMF佐野がトラップしてシュート。一度はセーブされるもアウトサイドでもう一度放ったシュートは枠に転がっていきましたが、ポストに阻まれてしまいました。いつもなら詰めることができていたような気もするのですが、緊張からかボールを目で追ってしまっていて詰めきれず。その後、相手のシュートがバーに当たるなどピンチを何度か迎えましたが、相手の大きなFWもDF石脇、松田が懸命に抑えて防ぎ、岡田も運動量を落とさずにカバーリングして無失点に抑えていました。しかし、前半終了直前のノータイム、相手のCKからゴールを許してしまい前半終了のホイッスル。後半、自分たちの流れがでてきていましたが、焦りからかチャンスをつくることができずにいましたが、相手から得たCKをMF岡垣がフリーになり、頭でゴールに突刺して同点。さぁ、反撃といったところでカウンター気味で手薄になったMF佐野のサイドから相手を外に追い込むことができずに簡単に内にいれてしまい逆サイドのフリーの相手にボールが渡って2点目を許してしまいました。これまで何度もこのまま負けてしまう試合がありましたが、あきらめないで中盤を一枚減らして長身のFW嶋林を入れて前の人数を増やしてパワープレーに。後半終了間際に得たFKで山なりの速いボールを競って競ってうちの選手も相手選手も相手GKも誰も触れず、ツーバウンドしてそのままサイドネットにすいこまれて同点。そのままゲームセット。

 PK戦に入り、相手の1人目のキッカーをGK原がファインセーブ。うちの1人目は奥野、落ち着いて決めて0-1。2人目の難波も落ち着いてきめて1-2。相手の3人目はゴール右に外して1-2。うちの3人目は岡垣、キーパーに止められてしまいましたが、誰も気持ちは下を向かずに勝つ気しかありませんでした。これでも1-2。相手の4人目は決めて2-2。うちの4人目のキッカーは岡田。何度もピンチを救ってきて同点ゴールもたたきだした岡田が落ち着いて決めて2-3。相手の5人目しっかりきめて3-3。津田の5人目は大槻。落ち着いてきめて3-4となってゲームセット。ピッチにいる選手もベンチの選手もマネージャーの顔からも我慢できずに涙がこぼれていました。苦しいかったけど頑張った。頑張って良かったというような気持ちを皆が持っていたと思います。

 さぁ、次は4回戦。布施高校と対戦します。

そして40分ハーフのゲームになります。

足が止まらないよう走り続けて次も勝とう!

 3回戦の試合前です。

またまた清々しいきれいな空ですね。

J-Greenの芝の緑色に青い空がとても映えています。