• トップ
  • 2025年
  • 11月
  • 全国肢体不自由教育研究協議会 北海道大会が始まりました

全国肢体不自由教育研究協議会 北海道大会が始まりました

今日から3日間の日程で、全国肢体不自由教育研究協議会・北海道大会が始まりました。 初日の午前中は、全国の肢体不自由特別支援学校の校長が集まり、北海道旭川養護学校の見学を行いました。 旭川養護学校は、昭和39(1964)年に肢体不自由児施設「道立旭川整肢学院」(現・北海道立旭川子ども総合療育センター)に併設されていた小・中学校の分教室が独立して開校した歴史ある学校です。現在は、幼稚部から高等部までの幼児・児童・生徒が同じ学舎で学んでいます。 併設の医療型障がい児入所施設「北海道立旭川子ども総合療育センター」に入所している幼児児童生徒や、家庭から同センターへ通院しながら登校する児童生徒などが、それぞれのペースで学んでいる姿が印象的でした。 体育館をはじめ校内には、多くの教材・教具を展示していただき、興味深いものばかりでした。授業では、それらの教材や補助具が効果的に活用され、子どもたちが主体的に学べるように工夫されていることを随所で感じました。 例えば中学部では、職業・家庭の授業で「私たちのおすすめをプレゼンしよう」をテーマに、北海道限定商品のプレゼンと販売に取り組んでいました。呼び込みをする生徒、スイッチを操作し接客を行う生徒など、それぞれが自分に任された役割をしっかり果たし、協力しながら活動する姿がとても素敵でした。その真摯な姿に、各校の校長の財布の紐が思わず緩んでしまうほどです。 本日、たくさんの素敵な授業をご公開いただいた旭川養護学校に関わる全てのみなさま、ありがとうございました。