本日3限終了後、視聴覚教室にて、防災講演会を開催しました。
茨木市消防署下井分署から3名の消防士の方にお越しいただき、「災害が起きたときおよび、その後の対処に仕方など」を学習しました。
ここ数年、大阪でも台風や地震による被害を経験している生徒たちは、状況を思い浮かべながら、またそれ以上の状況に見舞われた場合を想定して講演を聞きました。
東日本大震災を題材にしたDVDを見た後の講演で、いつ起きるかわからない大災害に対しては、消防士などの助けを待つまでに次のように行動してほしい、と話されました。
①「まず自分の命を守ること(自助)」、②「身近な人を助けること(互助)」、③「周辺の人たちとともに助け合うこと(共助)」、④「市町村や都道府県、国などの助けを受けること(公助)」
実際の場面では、公的な助けは最後になると予想されるので、まず自分の命を守ることから始め、周囲と助け合って救助を待ってほしいということでした。また、家具の転倒防止や食料の備蓄など備えられるものは、準備しておいてくださいと、繰り返し話されました。
下井分署の消防隊員の方には、避難訓練でもお世話になり本当に感謝しています。
阪神淡路大震災から25年が経ち、経験した者にとっては忘れがたいことですが、突然の大惨事に途方に暮れてしまった経験を風化させないよう伝えていくことができればと感じています。