令和2年度に向けて

大阪府下のすべての学校が休校となり、すでに2週間が過ぎました。

出来る限りの外出を控え、目に見えないウイルスへの感染防止に努力していることは、感染者に高校生が登場しないことから、うかがうことができます。高校の一般入試もウイルスの影響を受けずに、合格発表を待つばかりとなっています。

この時点で、問題は地球規模となり、WHO(世界保健機関)が、『パンデミック(世界的大流行)』を宣言しました。ゴールはまだまだ先になりそうですが、感染のピークはこれからだと言われている以上、今まで以上の感染防止に努めるしかありません。

家の中に閉じこもる必要はありません。散歩やジョギングなど、人の集まらない場所で活動することは、健康維持やストレス発散には効果があるようです。室内でのトレーニンググッズが売り上げを伸ばしているとも聞きます。この状況になり、改めて体を動かすことの意味を感じています。

行事予定では、3月16日が終業式ですが、残念ながら『中止』となりました。生徒の皆さんに、4月からの新しい生活に向けて、希望をもって春休みを充実させてほしいと伝えたかったのですが、今年の3月は、先生たちを含め誰もが経験したことのない日々であり、皆さんの顔を見ながら、メッセージを届けることができません。

とにかく今しばらく、感染防止に意識を集中させて、元気に過ごしてください。また、4月からの学校生活に向けて、あなたが「新しくやってみたいこと」を考えてください。夢ではありません。実現可能な「新しい何か」を考えてください。

次に登校して、笑顔であいさつ出来る日を楽しみに待っています。自由の少ない春休みですが、それなりに充実して過ごすことを期待しています。

始業式は4月8日()の予定ですが、変更については学校のホームページなどで確認できるようにしてください。

准校長室と機械工場の間の桜が1本だけ満開となりました。

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