授業紹介「家庭総合」

　２年生で設定されている授業です。福祉分野の授業で、泉大津市の社会福祉協議会地域包括支援センターから職員の方に来ていただきました。今日の３・４限、２時間連続の授業です。内容は「認知症サポーター養成講座」で、講義や寸劇、動画を見て認知症について学びます。私は４限だけ参加させていただきましたが、お年寄りの徘徊が年間２万件近くあり、そのうち５００件ほどが死亡されるそうです。誰もが可能性のある認知症です。自分自身がまず「あれっ！」と気づくところから始まるようですが、一人で抱え込まない、家族で抱え込まない、そして病院の受診を、と教えていただきました。泉大津市ではもの忘れの検査も受けられると聞きました。認知症の方には、見守る、余裕をもって対応、後ろから声をかけない、相手の言葉に耳を傾けゆっくり対応...などの対応についても学ぶことができました。最後に実際にあった介護による殺人事件の動画を見せていただきましたが、胸に迫るものがありました。社会福祉協議会地域包括支援センターのみなさま、今日はありがとうございました。