8/7～8/10の濃厚な4日間のプログラムが修了しました。４日間を通して、日に日に生徒の皆さんが自信をもって英語を話していく姿を目の当たりにしました。
私自身、英語の教員である前に学習者ですので、私が英語を自信をもって話すようになった経験を思い出しました。かつて私も高校生でしたし、最初から英語を話せたわけではありません。今でも英語は話せますが、やっぱり第二言語という壁がないわけではありません。私が「自分の英語が通じる」と心底感じたのは、大学を卒業後に海外を放浪しているときにインドネシア人のバーテンダーと話していた時でした。
それまで英語を話す機会がなかったわけではないのですが、それらは全て「英語の授業中」だったのです。学校の英語の授業や、英会話イベントなどで英語はそれまでもたくさん話していました。でも、本当に英語が通じるんだと感じられたのは、英語の授業で学んだ学力や英語力を使った『英語の授業外』でした。英語の授業中であっても英語は通じていたのですが、どこか実践ではない感がありました。やっぱり、実践の場が一番自信がつきます。
英語を使った実践の場を日常で探してみると分かりますが、非常に難しいです。お金を払って英語を話す場を探したとしても、英語の実践という点においては『？』です。グローバルリーダー養成プログラムで学んだのは...
- リーダーに必要な資質とは？
- あなたとは何か？
- SDGsの問題解決方法は？
などなどです。英語はそれらを学ぶためのツール（道具）でした。そのツールがないと話が前に進まないので、使わないと仕方ないのです。それが私が思う実践の場です。その実践の場が高校生の時点で体験できたというのは、相当な財産になると思います。４日間英語漬けで大変だったと思いますが、その大変は必ず身になっています。自分の英語はしっかりと通じる、という自信を持ちながら、そこに満足し慢心することなく、英語の勉強に原動力にしてもらえればなと思います。
校長ブログにも記事がありますので、そちらもご覧ください。