今日の1限目は2年生の英語EXⅡの授業を見学しました。「Learning Foreign Language Other than English」という問いに対して賛成・反対の意見を自分で考えるという内容でしたが、英語で話したり書いたりする作業にみんなとても積極的に取り組んでいました。授業の方は、先生の仰ることがすべて楽しいですし、口調がラッパーみたいでカッコよかったです。1拍3拍目が強調される日本の盆踊りリズムでなく、2拍4拍目が強調される洋楽リズムで常に話されるので、日本語まで英語っぽく聞こえました。「この口調とリズム感が英語を身に付けるのにとても重要です」と、以前大阪教育大の先生から教えていただきましたが、まさにそんな感じでした。
4限目に2年生の数学Ⅱの授業を見学に行きました。勉強していたのは微分法で、「落穂拾い」と題して保留問題や重要練習問題に指定された導関数や次数決定、共通接線を求める問題に取り組んでいました。授業の冒頭で先生から「問題を解くための4つの習慣」として「Understand the problem(問題を理解する)」、「Device a plan(解答のプランを考える)」「Carry out the plan(プランを実行する)」、「Look back(再考する、改良する)」が示されていましたが、実際にどうすればいいのか授業の中で具体的に教えてくださいました。他にも「ノートに写すだけでは力は付かない。遅れてもいいので自分で解く」、「1問1ページで、空いているところに気付いたことをメモする」、「できない時は条件の見落とし」、「微分(自分)のことは微分(自分)でする」「勇気をもってゆっくり考える」などの金言が授業の中で何度も出てきました。あと、値が求められたら起立する、その次のステップに進めていたら座るというのも、どこまでできたかとかどこで躓いているのかが自覚できてとてもいいと思いました。
放課後に六稜会館で、ジャズ・フォークソング部の生徒たちが演奏会を開いてくれました。1曲目がTuki.の「晩餐歌」、2曲目がRADWINPSの「Sparkle」でしたが、二人とも非常にクリアーな歌声と演奏を聴かせてくれました。私のようにサイモン&ガーファンクルやかぐや姫を聞いて育った世代にはやはりフォークギターのアコ-スティックな音色が一番ですね。フォークソング部のお二人さん、素敵な歌声ありがとうございました!