今日の2限目に2年生の数学の授業を見学に行きました。内容は数学Cのベクトルで、図形上の交点までのベクトルを求めるような問題を解いていました。どの問題も難しそうでしたが、最後の方に解いていた「傍心」の問題、特にとても難しそうでした。授業の中では問題集の解答の別解がたくさん紹介されていましたが、とてもいいことだと思いました。前にも書きましたが、パターン化した解法を覚えるのも大切ですが、さらに上の段階を目指そうと思ったら、その場で自分で考えて解ける力が必要です。「傍心」も、公式を覚えればいいのかもしれませんが、本校の生徒たちには自分で考えて公式が導き出せるくらいになってほしいですね。
4限目は同じく2年生の化学の授業を見学に行きました。勉強していたのは「ヨードホルム反応」で、後半に先生から「構造決定するときにすごく役立つ情報」に関するお話がありましたが、「すごく役立つ」と聞いて、生徒たちざわめいていました。最後に先生が生徒たちに、「自分でああでもない、こうでもないと考える」ように仰っておられましたが、これってとても大切な作業だと思いました。何でもそうですが、自分で苦労して身に付いたものは抜け落ちることはありませんからね。
5限目は課題研究の中間発表の様子を見て回りました。発表自体はきちんと聞けていませんが、今は方針が決まったグループもあればまだ方針が決まらないグループもあるようです。ここから成果発表会に向けて、どれくらいのものに仕上がるか、非常に楽しみです。
先週初め頃の天気予報だと、今日か明日あたりに台風が来そうな感じだったので、休校になったらどうしようか心配しましたが、そんな心配はまったく心配いりませんでしたね。それどころか今は来週3日に北海道に向けて飛行機が飛ぶかどうかの方が心配です。これから東進してくると思いますが、日本全国の皆様が大きな被害に遭われないことを祈るのみです。