令和元年度三学期始業式式辞

みなさん、新年おめでとうございます。

年末年始、幸い大きな事故もなく、3学期の始業式が迎えられたことを、うれしく思います。

みなさん、心新たに新年が迎えられましたか?今年はどんな年にしようと、願いましたか?それぞれ一人ひとり様々な願いが念じられたことと思います。その願いが叶うよう、「よい」年になるよう、心の底からお祈りします。

その上で言います。この金剛高校も41周年です。言葉遊びではありませんが、今年一年が金剛高校にとって「よい」年になるよう、みんなで力を合わせて、「よい」学校を作り上げましょう。

「よい」学校とは、一人ひとりの個性が輝きながら、全体として調和のある学校のことです。一人ひとりがその持ち味を十分に発揮し、お互いを支えあう、そんな金剛高校にしましょう。私たち教職員は一丸となって、あなた方とともに、歩みます。このことを年頭にあたり、まず、あなた方に誓います。

さて、38期生3年生のみなさん、この金剛高校での授業は後、12日となりました。一時間一時間の授業を大切にして、貴重な時を自らのものとして下さい。そして一人ひとりの高校生活を自らが心の底から納得できるように完結させて下さい。その完結が普通科総合選択制の完結ともなります。

39期生2年生のみなさん、二学期の終業式でも言ったように、無遅刻無欠席という金剛始まって以来の修学旅行を成し遂げたあなた方には、大きな力があります。この力を更にパワーアップさせて爆発させて下さい。SOZO 39の活躍を期待しています。

 最後に、40期生、1年生のみなさん、この9か月で、先輩たちの姿や先生方の指導から、金剛高校がどんな学校か、何を大切にしている学校か、学んだことでしょう。何に向かってどう努力すべきかは、はっきりしています。「憧れの先輩」「尊敬する先生方」に近づけるように、誠実に「もの」「こと」に向き合うことです。その努力の中から、あなた方の持ち味、個性が引き出されてくるのです。そのことが「MAKE YOUR STORY」あなた方の物語、そして金剛高校の新たな物語を作ります。

 みなさん方、一人ひとり全ての物語が金剛高校の新たな物語を作り上げることを願って、私からの式辞とします。

令和二年一月八日

校長 上本 雅也

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