令和7年2月27日号

『創立40 周年記念行事』心おどる日となりました♪
 令和7年1月31日(金)に児童生徒会を中心に考えてくれた『感謝・感動・伝える・創る』をテーマに、創立40 周年記念行事が開催され、高等部のイベントやどこでもカフェ、ICT ブース、自立活動機器の紹介、作品展、そして体育館でのスヌーズレンと盛りだくさんの内容でした。
 記念品は、クリアファイル。本校の卒業生である濱松奨さんがとても素敵な箕面支援学校の原画を描いてくれました。
 玄関には高等部3年生が職業の授業で作成した看板と花壇でお出迎え。とても華やかな写真スポットができました。
 高等部イベントは、3階ホールと音楽室を使用し、学年ごとに趣向を凝らしたイベントが開催されました。どの学年も発表している生徒自身が楽しんでいることが伝わってくる、素晴らしいイベントでした!1年生は、クラスごとに発表があり、歌や懐かしの(?)もじもじ君など、それぞれの方法で40 周年をお祝いしました。最後は「50 周年までがんばろう!おー!」で締めくくりとなりました。2年生は、生徒と先生の息の合った進行とともに、もみじフェスタで好評だった「アラジン」のファッションショーや、感動のシーンのプレイバックなどがありました。間近で見る衣装や小道具、演技の迫力に感嘆の声が上がっていました。3年生は、ピアノ、ハンドベルや打楽器などの演奏、和太鼓、もみじフェスタで演じた「美女と野獣」の衣装でのダンスなど、それぞれの得意なことやしたいことを発表してくれました。
 「どこでもカフェ」は、バス車庫前の廊下でのオープンでした。小学部5・6年生は、オープンして間もなく、保護者のみなさんと来賓の方々も多く来店され、次々注文が入って休む間もないほどの忙しさで、コーヒーメーカーもフル稼働でした。中学部2年生は、来店されるお客様が少し減る時間帯となり、お客様がどれだけ来てくれるか心配しましたが、「コーヒーいかがですか~!」と呼び込みを頑張って、お客様が次々と来店してくれました。中学部3年生は午後からの出店ということもあり、「来てくれるかなぁ?」と少し不安げに待っていましたが、保護者のみなさん以外にも、少し時間にゆとりができた教職員も多数来店して、アットホームな雰囲気で接客することができました。全体を通じて、笑顔いっぱいの接客、お客様への接客に心躍らせる様子が印象的でした。来店された皆さんがんフリースペースでコーヒーを飲みながら談笑される姿も印象的でした。
 「ICTブース」では、小学部が自立活動の時間で取り組んでいる「スイッチゲームの日」が登場。様々なおもちゃに自分の得意なスイッチでチャレンジしました。また、小教室には(株)デジリハ提供の「そらの美術館」が登場。スクリーンにタッチすると、同部などのオブジェクトが動き出します。触れてみたくなる画面に、おそるおそる手を伸ばして、画面変化が起こると不思議そうに見ている児童生徒も!最後には何度もスクリーンに手を伸ばして、楽しめるようになった児童生徒もいました。ICT やパソコン、デジタル機器といったものが溢れる現代で、初めの一歩としてスイッチ操作で楽しめて、自分で「できる」体験を大切に育んでいきたいです。
 「自立活動機器紹介」では、本校で活用している様々な自立活動機器やパワー自立活動について、歴代の校長先生や保護者、企業の方等に紹介しました。熱心に説明を聞いてくださり、ご質問も沢山頂きました。
 「作品展」では、各授業でコツコツと作り上げた作品が廊下いっぱいに並べられました。どれも児童生徒の気持ちがこもった作品ばかりでした。
 今回のメインは「スヌーズレン」!PTAからソファを購入していただいたり、企業の方に寄贈やレンタル等でご協力いただいたりして、体育館全体をスヌーズレンの空間にしました。鏡を見ながら入り口を抜けると別世界へ!中学部の授業で制作した大きな木を中心に、グランドピアノやベンチ、マットで横になる空間もあり、「この木なんの木」など素敵なピアノの音色を聴きながらの体験。段ボールドームはちょっとした個室のようでゆっくりとくつろぐ人も。山に浮かぶ風船も見応えがありました。体育館のスヌーズレンは1月31日をスタートに4日間開催しました。児童生徒は授業や休み時間にもゆっくり利用することができました。
 歴代校長先生をはじめ、保護者の方々にも多くご参加いただき誠にありがとうございました。これからもたくさんの歴史を刻んでいきたいと思います。今後ともご協力よろしくお願いいたします。